-一章・共闘!ギアステ大掃除編:用意周到な逃亡者達-

一章・共闘!ギアステ大掃除編

用意周到な逃亡者達



から聞いた計画を実行する為、ワタクシ達はの部屋へ向かいマス。

インターフォンを押せば、暫くして薄化粧を施したが顔を出しマス。

頭に乗っているネイティを、挨拶がわりにそれぞれに撫でレバ

気持ちよさそうに小さな声で鳴きマシタ。可愛らしいデスネ。



「おはようございます。インゴさん…とエメットさん?!

ちょ、私聞いてませんよ!道案内は一人で十分です。

どちらかはギアステに行って視察の続きでもしていて下さい。」



Hmm…恐らく襲撃を予想してワタクシ達を庇われている様でゴザイマスガ

コノ様な心躍る Mission にワタクシ達が参加しないハズが無いデショウ。



「仲間外れは良くないヨ。インゴに聞いたら警察に行った後に

一緒に Lunch スルって言うシサ、ボクも仲間に入れて欲しいナ?」



「インゴさんのお喋り!…こーなったらご一緒してもらいますけど、

私がまだ襲われる可能性はゼロではありません。

なので、そういう事が起きた時は私に構わず絶対逃げて下さいね?」



「逃げる事は了解スルヨ。そう言えば朝の挨拶がまだだったね。

Good Morning !化粧してるキミを初めて見るケド、Cute ダネ!」



恐らくは、まだ痣と腫れの残る顔を隠しているのでショウ。

エメットが頬にキスをすれば目を開いて固まりマシタ。

明け透けな言葉を吐く割ニハ、反応が初心で面白いデスネ。



「腫れもかなり引いた様で安心致しマシタ。

Good Morning 、貴女は髪を下ろした方が似合いマスネ。」



hugしてから痣の残る唇近くの頬にキスをすれば、慌てた様に離れマス。

その様子に思わず二人で笑エバ、流石に気分を悪くした様デスネ。

ですが、その表情はワタクシ達には効果がゴザイマセン。



「お二人共、これがこっちの挨拶だって言うのは十分理解してるんですが、

こういうのに慣れてないんで、次回からは挨拶だけでお願いします。

イケメンにほっぺチューとか確かに美味しいけど、いらねぇえええ!」



この様にApproach しても相変わず態度を変えない様子ハ

今までの女性達と違い、トテモ親しみ易くて好感が持てマスネ。

周囲に群がる低俗な女共に見習わせてやりたいモノデス。



動きやすさを追求したのでしょう、パンツスーツとローヒール

bagは背負うタイプで、コレなら走っても問題は無いデショウ。



「では、出発しますけど…本当に危なくなったら逃げて下さいよ!」



疑わしげに見つめるに同時に頷ケバ、ドアを閉めてロックシマス。

を挟むようにしてマンションを出れば、外は快晴でゴザイマシタ。

早速ネイティが、地図を見ながら唸っているへ指示を出してオリマス。

決して複雑な道順ではゴザイマセンガ、方向音痴とは本当だったのデスネ。


メイン通りを歩いて暫くすると、ワタクシ達の背後の方デハ

何ヤラ、穏やかでは無い気配がして参りマシタ。

どうやら、例のヤングマフィアが追尾してきている様デスネ。

エメットに無言で視線を向ければ、やはり気づいている様デシタ。

不意にが立ち止まり、ライブキャスターを操作します。

画面には、執務室が映りが無言で頷いてオリマス。

成程、も気がついてオリマシタカ。



「道順に不安が出てきたのでライブキャスターのマップも使いますね。

えっと、ここが○番地の△番ストリートだから…うん、こっちかな?

ネイティも頑張ってナビして頂戴ね。

二人共すみませんね、もうちょっと付き合って下さい。」



「No problem ダヨ。はまだココの地理に詳しく無いカラネ。

ボク達も正直、イッシュの人間じゃないからお任せスルヨ!」



は通信をそのままにして、再び歩き出しマシタ。

成程、この様な形で合図を送るのデスネ。

確かにまだ追跡の影は遠くからワタクシ達の様子を伺っているだけデスノデ

手元の操作で何をシタのかマデハわからないデショウ。

言葉ではマップ起動、実際は自分の位置を示すトハ考えたモノでゴザイマス。


方向的には警察には向かっておりますが、はメイン通りから

少しずつ離れて目的地の方へ進んでおります。

ネイティがNavigationスル等信じられマセンデシタ。

シカシ、実際は的確に指示を出してオリマス。素晴らしいデスネ。


人通りが少なくなるに連れて追尾スル気配が多くなってまいりマシタ。

まだ、この人の数であれば迂闊にクズ共も手は出さないデショウ。

ワタクシは頭の中に、昨晩送られてきた地図を思い浮かべマス。

通りをあと3つ程渡れば、彼等が示した逃走経路の一つに着きマス。

それは目的地に行くニハ、最短のコースだった様に記憶してオリマス。

体力的面を考慮スレバ、彼女は間違いなくそのコースを選ぶデショウ。


ゆっくりと、いかにも自信なさげな様子を演技して通りを3つ渡れば

前方から数名の通行人がコチラへ向かって来る以外の人影はアリマセン。

恐らく後ろの連中はこの通行人が通り過ぎたあとに行動を起こすデショウ。



「あれー、どっちだったかな?

えっと、お二人共すみませんが、ちょっとこの地図見てもらえますか?

今はここに居るはずなんですけど、この通りを行けば良いんですよね?」



ソウ言って、ワタクシ達がが広げた地図を囲めば、

その手にはペンが握られてオリ、地図になにやら書き始めマシタ。



《後ろから追跡のマフィアが、結構な数で来ています。

案内はもういいです。今、前方から来る通行人が通り過ぎたら逃げて下さい。》



ワタクシとエメットが同時に頷けば

ご無事に逃げ延びて下さいと更に書き足してオリマス。

貴女はいつもコノ様に、一人で危険と立ち向かうのデショウカ?

いくらの作戦が完璧だとシテモ、そこに恐怖は無いのでショウカ?

儚げな容姿とは真逆の、覚悟を決めた強い光を灯す黒の瞳が細まりマス。



「そっか、ネイティ…次はどっち?」



通行人が目の前に来た時にがネイティの指示を仰ぎました。

逃走経路の確認デショウ。えぇ、ワタクシ達も全力で逃げると致しマス。


ネイティが翼で方向を指したと同時に通行人が通り過ぎマシタ。



「それでは!お二人共グッドラックです!!」



後ろの気配が露わになり、ワタクシ達を追いかけ始めマス。

エメットを見れば頷いてオリマス。デハ全速前進で出発進行致しマショウ!

ワタクシ達はの腕を掴んでネイティの示した方向へ走り出しマシタ。

後ろからは聞くに忍びない低脳な罵声が飛び交いマス。

ワタクシ達の行動に驚いていたは我に返ったのか叫びマシタ。



「お二人共、駄目です!こっちに逃げるともう少しで行き止まりなんです。

だから向こうへ、二手に別れて逃げて下さい!!」



叫びながらも走るスピードが落ちないのは素晴らしいデスネ。



「ボク達も同じ方向に逃げてるダケダヨ。

ホラ、もっとspeed up しないと追いつかれちゃう!」



「貴女はネイティに背後からの発砲を食い止める指示を出しなサイ。

目的地へのEscort はワタクシ達が担当致しマス!」



走っている横を発砲音と共ニ銃弾が突き抜けマス。

確かに、の言った通り下衆の極みでゴザイマス。

尚も私達を逃がそうと違う方向へ行こうとするを腕ずくで止めマス。



「 confide the truth 種明かし、でゴザイマス。

私達は貴女の安全を確保するためにに頼まれマシタ。」



「そう言う事、ダカラしっかりボク達についてきてヨネ。

目的地までの道はボク達がちゃんと覚えテルカラ、No problem ダヨ!」



「問題あり過ぎでしょー!貴方達は地位のある方なんですよ?!

こんな危険な事に首を突っ込むとか、ダメでしょうがぁああ!」



「大切な友人、ソレモ女性が危険な目に会うノニ見捨てる等無理デスネ。

そんな事をするナラ、マフィア相手にバトルした方がマシデゴザイマス。」



「あー、もう!!!聞こえてるかこのヤロー!

帰ったら、その取り澄ました顔に拳お見舞いさせてもらうからね!

ネイティ!作戦変更、後ろ向いて向こうが発砲してくる弾を

周囲に被害が無い様に、サイコキネシスで全部撃ち落としちゃって!!」



大きく揺れる彼女の頭の上を気にするデモ無く、ネイティは後ろを向き

指示通り、飛んでクル弾丸を全て撃ち落としてオリマス。

それにしても、この状態でも周囲に気を配る事が出来るトハ

なんとも頼もしい限りでゴザイマスネ。


が指示シタ道には確かに荷物が散乱してオリマス。

はソレを気にするデモ無く、器用に避けナガラ速度を落としマセン。

普通、女性であれば無理デハ?と思う荷物を軽々と飛び越える身体能力ニ

ワタクシもエメットも驚いてしまいマシタ。



、まるでアクションスターか何かの様でゴザイマスネ。」



「最悪何かあった時は、形振り構わず逃げるをいつも選択しますからね!

逃げ足にはちょっと、いや、かなり自信がありますよっと!!」



「二人共のんびり話してるケド、トラブル発生ダヨ!

コンナ柵、流石に飛び越せナイ!そしてどっちに行っても行き止まり!!」



目の前にはワタクシの身長以上の高さの柵がそびえ立ってオリマス。

思わずスピードを緩めた時に、が私達の手を取りマシタ。



「それこそノープロブレムですよっ!ネイティ、そっちは一旦中止して。

私達を向こう側へブン投げちゃって!二人共行きますよー!!」



「ソレって冗談デショ?チョット待ってヨ!って…Wow!!」



の言葉が終わると同時に身体が浮き、

文字通り柵の向こう側へと、ネイティの技でブン投げられマシタ。

其々が辛うじて着地の体制を取り、柵の方を見レバ

連中は傍にあった車で柵を壊して、コチラへと向かって来てオリマシタ。



「アノ通りを右に曲がレバ、Goalにゴザイマス!」



「やったー!って言っても、この状況をどーやって打破するのー?

絶対このまま大人しく捕まってはくれないでしょー!」



「そんなの簡単!言って聞かナイ悪いコには身体に叩き込めばOK!」



「で、ゴザイマス。完膚無きマデニ叩き潰シテ差し上げマス。

クズ共が後悔シテ、泣いて許しを請う様を見るのは愉快デショウネ。」



ワタクシ達の言葉に、が肩を落としマシタ。

走りながら、何気に器用でゴザイマスネ。



「良いでしょう!私もノリますよ。でも人相手だからポケモンは駄目です!

リアルバトルでガチ勝負ですからね!わかりましたか?!」



この様な状態で、ポケモンの心配が出来る貴女はBravo過ぎでゴザイマス。

了解の意味を込めてワタクシ達はの肩を叩いて走り続けマシタ。



マモナク最終地点に到着とナリマス。

サテ、コノ勝負、どちらが勝利スルノカ?ソノ様な質問は愚問にゴザイマス。