-一章・共闘!ギアステ大掃除編:すっごいバトルへの招待状-

一章・共闘!ギアステ大掃除編

すっごいバトルへの招待状



昨夜はノボリがブチ切れちゃって宥めるのがすっごく大変だった!

でも、最後には2人仲良くバルコニーでタバコ吸ったりしてたから

仲直り?は出来たみたい。

遅くなって、自分達の部屋へ戻る時ににコッソリと謝ったら

大丈夫だから気にしないでって、笑ってくれて安心した。


チャレンジャー待ちの間に書類整理をしていたら。

が午前中の仕事を終わらせて戻ってきた。



「黒ボス、これは安全管理課からの回答書類です。

サインしてくれれば後で取りに来ますって、言ってました。

白ボス、トレインの乗車トレーナーの変更が入りましたので

目を通して欲しいそうです。」



がボク達に書類を持ってきてくれる。

これはが仕事部屋からこっちに来る間に通りかかる部署が

結構あるからついでに引き受けてるっぽい。

こっちにくる手間が省けるからって職員達からの評判は良いみたい。



「ありがとうございます。所では今日はどちらで昼食を?

私、今度はババロアを作ってきたので、良かったら食べませんか?」



「うわーい!是非食べさせてくださいっ!

今日は3人ともお弁当なので、ここで食べてもいいですか?」



ノボリ、昨日ちょっと怒りすぎたって、家に帰ってからへこんでた。

ババロアはそのお詫びって事で今朝、早起きして作ってた。

言葉のフォローは下手くそだけど、こういう事でちゃんと後から

フォローするから、ノボリの事嫌いになれないんだよね。

まぁ、ボクがノボリの事を嫌いになるはずなんか絶対無いけど。



「ボク達もお弁当だから一緒に食べよ?

後ね、ババロアは皆の分もあるから食後のデザートにしよっか。」



「マジで黒ボスは家事力高いよね。

これだったら、奥さんなんて必要ないんじゃないのかい?」



アハハ、それボクも時々思う。

に言われて今は必要ありませんが、結婚願望はございます!なーんて

ノボリってば必死になって言ってるし。



「あ、そうだ。

、総務部長さんからインカム預かってる。

ギアステでのゴタゴタが、もう無いんだったら必要ないからって。」



がインカムをに渡した。

うん、すっごい短期間で結構色々あったけど、こうして

ギアステが落ち着いてきたのは嬉しいな。

これで、新しく入ってくる人達も仕事に頑張れるかな?



「これは、俺のデスクの一番下に入れとく。

他に予備がもう一つ入ってるから必要があれば俺に言え。」



「りょーかい。んじゃ昼飯前にサクッと書類でもやっちゃおうっと。」



ババロア、ババロアと嬉しそうに言いながらパソコンに向かうって

ホント、幼く見える。カントー系の女の人って皆そうなのかな?



「あ、両ボスに見て欲しいって書類を総務部長から預かりました。

なんでも、強制参加させるつもりだからとか言ってましたよ。」



なんだろと思ってから2つの書類を受け取る。

ひとつはヤーコンさんからだ…もう一つは…シンオウのポケモン協会から


まずは、シンオウからの書類を見てみる。

中には…ちょっと待って、これって…もうひとつのヤーコンさんからの

書類を見てみたら、中身は同じだった。


内容は、イッシュのポケモン協会が主催になって各地方の協会に

協力してもらって、チャンピオン同士のエキシビジョンマッチをするって

うわー、これってすっごく面白いかもしんない。

バトルはマルチのみで、総当たり戦で勝者が決定する。

各地方、1組でどちらかが現チャンピオンである事が条件。

別紙に参加予定者の名前が書いてあるんだけど…

これ、見間違いじゃないよね?

ボクは両方の書類から同じ用紙を取り出して見比べた。



《シンオウ地方代表:シロナ(現チャンピオン)、(元チャンピオン代理)》



うん、シンオウからの書類にはの参加を許可して欲しいって言う

シンオウのポケモン協会の会長さんからの手紙が同封されてる。

の本気のバトルを見てみたいから、全然オッケーだけど

こっちはどういう事なのかな?



《イッシュ地方代表:アデク(現チャンピオン)、トウヤ(殿堂入りトレーナー)

主催地特別枠:ノボリ、クダリ(バトルトレイン、サブウェイマスター)》



「クダリ…私、観衆の目の前でのバトルは出来れば避けたいのですが…」



「うん、ボクも同じ気持ち。でもこの参加者名簿に出てる名前見て。」



参加予定者に書かれているメンバーが凄すぎ!

他地方の現チャンピオンとバトルできるなんて機会はこれを逃したら

もう絶対ないと思う。

開催日は、年間予定表でチェックしたら丁度全車両と路線の点検日。

だから、ボク達はお休みになってる。

うん、もうこれは決まりだね。



「ノボリ、ボクは参加したい。きっとすっごいバトルできる。」



「えぇ、私も同じ気持ちでございます。参加しなければ

バトル廃人の風上にもおけませんでしょう。」



うん、ボク達参加する。すっごいバトルして勝ち上がってみせる!

ノボリとハイタッチしてたら、達3人がボク達を見て

不思議そうな顔をしてる。

そうだ、も参加させなきゃなんないんだった。



、貴女達は今度の車両点検の日は仕事でございますが

その次の車両点検日の予定は、どの様になってらっしゃいますか?」



ノボリが口火を切った。うん、最初はまずスケジュールの確認だよね



「その次ですか?今の所特に予定は立ててないですけれど、

今後の状況によってはまた休日出勤の申請をするかもしれません。」



とりあえず、今は予定が入ってないみたいで良かった!

んじゃ、どんどん話を進めていこうかな!



「その申請ちょっと待って欲しい。

保全の仕事じゃないけれど、ちょっとの協力が必要。」



ボクはそう言って、シンオウから来た書類をに渡した。

を囲んで、もその書類をみてる。

しばらくしたら、が書類をポイッて放り投げちゃったよ!



、その書類まだ必要だから放り投げちゃダメ。

シンオウのポケモン協会からは、参加の是否はボク達に任せるって。

ボク達はを参加させる。これは決定事項だからね?」



「ボス達が参加するので十分でしょう。私はそういった大舞台には

立ちたくないので拒否させてもらいます。絶対に嫌ですよ!」



3年とかチャンピオン代理を務めてたのに、の情報が来なかった

その理由がわかったかもしんない。は徹底してこういった

イベントだとか表舞台を避けてたんだろうな。



、お前の拒否権はないぞ。

これ、シロナからの手紙みたいだが、お前が辞める時に約束したって、

何か困ったことがあれば、お前がイッシュを離れないって条件なら

一度だけ手伝うって言ったんだって?」



「あー、まさかあん時に、既にこの話が上がってたって事か…

随分とあっさりと辞めさせてくれたと思ったら、こういう事かぁあああ!!」



うわー、なんだか知らないけど現チャンピオンの策略に感謝かな?

うん、この件はどっちも参加するって事でオッケー。



、他地方のチャンピオン様方達とのバトルなど

そう簡単に出来る事ではございませんよ?

貴女もバトル狂なら、そこは是非とも参加しなければ駄目でしょう。」



「バトル狂については、否定できないのが辛いっ!

マルチはともかく、シングルは、既にバトル経験済みなんですけどー。

くっそう、あの日に戻ってこんな約束した私を全力で殴りたい。」



「どうせ参加するんだったら、勝たなくちゃつまんない。

ボク達も大勢の前でバトルとかすっごく嫌だけど、我慢する。

だからも一緒に参加して?ボク達とすっごいバトルしよ?」



スケジュールは確保したっての言葉に、ってば

とうとうデスクに突っ伏しちゃった。



「どーせ、バトルに参加するからには完全勝利を目指しますからね。

いいでしょう、このお話、お受けしますと伝えてください。」



やった!きっとワクワクする様なすっごいバトルができるんだろうな。

他地方のポケモン、他地方のチャンピオンと強いトレーナー

考えただけで、ドキドキしてきたかもしんない。

地下を離れて、動いていない地面でのバトルは久しぶりになるから

これから暫くはノボリと一緒に練習しよう。



「ノボリ、フィールドがかなり違うからちょっと慣れた方がいいかも。」



「そうですね。仕事が終わってから職員専用のバトルフィールドを使って

ポケモン達にも慣れてもらう事に致しましょうか。」



「どうせなら、バトルの感覚も掴んでみるかい?

も色々と慣れておいた方が良いと思うから、一緒にどうかな?」



のダブルバトルは知ってるけど、マルチは見た事無いから嬉しい!

ボクもノボリも即答でお願いした。



自分達の力がチャンピオン達にどの位通用するのか、わかんないけど

ボク達だってサブウェイマスターなんだから、そう簡単には負けない。

いつだって目指すは勝利、出発進行!なんだからね!!