一章・共闘!ギアステ大掃除編
人妻と対面する上司達
きっかけは非常に不純な動機でございましたが結果オーライで
非常に充実した夕食を堪能させていただきました。
他人の…それも女性の部屋だというのにクダリはのネイティを
頭に乗せ(ネイティはクダリの頭の上が気に入った様でございます。)
私はのムウマとのクマシュンを膝の上に抱いて
非常に寛いだ状態になっておりました。
「俺等も丁度二人に話があったんで、今日の飯の話は助かったぜ。
二人が持ってきたネタは俺等も掴んでた所だったんだ。」
テーブルに私達が見せた倍以上のプリントの量をが出します。
ざっと見ると例の裏サイトと呼ばれるものからその他ネット関係の
私達に関する情報が驚く程細かに乗っております。
「なにコレ!ボク達の通勤の時に来てた服装まで書き込みあるの?!
前のストーカーより気持ち悪い、怖いかもしんない。」
「クダリ、ビンゴだ。これらのサイトの管理人達は別人の様にみえるけどな
ハンドルネームや諸々小細工はしてやがるが同一人物だ。
似たようなサイトを誰かが立ち上げると、あっという間に晒して
閉鎖に追い込む、えげつねぇやり方で独占状態にしやがってる。」
がもう一枚のプリントをテーブルに置きました。
そこには氏名、年齢、住所と顔写真まで載っております。
「この方は…以前よくノーマルのシングルとダブルでお見かけしました。
実力のある方でしたので是非スーパーにと申し上げて以来パッタリと
お姿をお見かけする事が無くなったので残念に思ったのを覚えております。
…まさか…この方が主犯格でございますか?」
クダリもその人物を見て愕然としております。
彼女は私達がサブウェイマスターになる以前からバトルトレインに
チャレンジしていらした方です。バトルセンスもあり私もクダリも
彼女とのバトルが楽しかったものだったのを覚えております。
「う…そだ。ねぇ嘘でしょ?この子、すっごく大人しくって
ボク達が話しかけてもハイとか返事くらいしかしなかった。」
「信じたくないって気持ちはわからなくもないが、事実だぜ?
女の情念つーか思い込みってのは大人しい奴のモン程手に負えねぇ
正直いってイカれてるんじゃねぇかって思うくらいにな。
ぶっちゃけ、すげーやりにくくなったんだよ。
コイツは今現在、二人との接点が全くない。
まして客でもなんでもないわけだ。だがこいつの指示で
色々と動いていることは間違いねぇんだ。
問題はこいつをどうやって引きずり出すかなんだよ。」
確かに、表面上ではございますが、全くの部外者でございます。
関係者であれば、私達の権限を活用する事も可能でございますが
この場合、どうすればよろしいのでございましょうか。
それにしても、よく彼女が主犯格だと突き止めましたね…って
お待ちくださいまし!
「、この情報はどうやって入手したのでございますか?
この様な個人情報など入手する事は、普通では不可能でございましょう。」
「ネットの海をダイビングかましただけだぜ?
あぁ、こっちの個人情報は俺じゃ無理だからダチに頼んだけどな。
そのダチの紹介も兼ねて今後の事を話し合おうと思ってる。」
ジャッキーに話した方の事でございましょうか…がダチと言う位
懇意にされてるのであれば問題はないでしょう。
私もクダリも頷きました。
「んじゃ、早速ご対面といきましょうか。
ノボリさん、クダリさん、言っておきますけど、ドン引きしないでね?」
がパソコンを操作してライブチャット画面を開きます。
私達をドン引きさせた貴女が何を言っておられるのでしょうね。
そんな私達の考えが顔に出ていたのか、が笑っております。
「言っとくが、とセットになったあいつはドン引くぞ?
ノボリはくれぐれも叫びまくるなよ?話が進まなくなる。
クダリも色々思う事があると思うが、それはチャットが終わってから聞いてやる。」
その様な前置きをされては、チャットでどの様に話せば良いのでしょうか。
クダリと二人で顔を見合わせていればチャットが繋がった様で
そこには黒髪をショートボブにされたよりも歳下でしょうか
可愛らしい女性が黒い瞳を細めてこちらに手を振っております。
『ヤホー!丁度子供達も寝たから良かったよん。
たん、新情報きたよ。どうやらギアステ内での襲撃は諦めたっぽい。』
「やっぱりな、俺達がマジなのがやっとわかったかってんだ。
早速紹介するって、お前は知ってるから省略すっぞ。
ノボリ、クダリ、こいつが。ネット関係システム関係では
誰もこいつにかなわねぇよ。天才的なハッカーでもある。」
と言えば、ギーマ様の奥様で3人の友人ではございませんか!
その方がハッカーなど…私どの様に言葉を返せば良いのかわかりません。
「ノボリさん、ちゃんはハッカーって言っても正義の味方です。
その腕は国際警察も認めてますし。組織壊滅にも貢献してるんですよ。
悪い奴らに狙われないか心配だったんだけど、旦那さんがギーマさんだし
ぶっちゃけ、良い隠れ蓑になってるし、守ってもらえてるんで安心です。」
「そうでございましたか。改めましてはじめまして。
私サブウェイマスターのノボリと申します。この度は私達の面倒事に
ご協力いただきまして感謝しております。」
『うわーい、生サブマスとか超棚ぼた?どもー、です!
お二人の噂はよく聞きますよー。地下の王者、廃人の頂点とか
それだけでも格好イイのに双子でイケメンとか萌えの宝庫ですね!』
「萌えとかよくわかんないけどはじめまして。ボククダリ。
ダブルのサブウェイマスターでノボリと双子。よろしくね?」
私達が自己紹介をすると様がイケメン双子キター!と叫びました。
何げにテンションの高い方の様で御座いますね。
とても人妻でお子様がいらっしゃるとは思えません。
『マイハニーが騒いでいると思ったらきみ達か。
本当なら妻を、あまり面倒事に巻き込んで欲しくはないけれど
大勝負だと言うから、のらせてもらうよ?』
ギーマ様が様を抱きしめて当たり前の様にキスをされます。
その光景は、私の様な独り身には少々目のやり場に困るのですが…
「ギーマさん、盛るんだったら後にして下さいよー。
ちゃんもそこで挑発とかしない!ラブラブなバカップルなのは
十分にわかってるんだから、独り身に見せつけるとかしないの!」
…私、に釘をさされているので叫びませんが、盛ると言う
その様な言葉を使うのは是非ともおやめくださいまし!
様もギーマ様もの言葉に驚くでもなく、ただ笑っておられます。
『羨ましいと思うのなら、も早く相手を見つけたらどうだい?
きみが幸せになる方法はと同じだと、わたしは思っているよ。』
「私はお二人の愛のお裾分けで十分幸せだから良いんですよ。
今度、双子ちゃんにも会いに行きますね。」
ギーマ様がまるで妹を見るような表情でを見つめております。
は笑っておりますが、その笑顔がどこか寂しげにも見えます。
『エー、ちゃんもさっさと子作りに励めば良いと思うよ?
あ、言っておくけどね。
外人さんは大きいけどフニャフニャってーのは嘘だかんね。
ね?ノボリさんとクダリさんもそうでしょ?』
「うん!って…あーもう!ボク色々と突っ込みたいんだけど!!
どーしてももそんな事言うのかな!」
『突っ込むならちゃんに…ってちゃんその笑顔やめて!
後、その拳を握り締めるのも怖いからやめよーね?』
にも驚きましたが、様の発言に私、言葉もございませんでした。
ここまでサラッと言われると、それでワタワタする私達が間違っている
その様に感じてしまっても仕方がない事ではないでしょうか?
「そんな経験談は私には必要ないから。つーか子作りの予定も無いよ!
いつもいってるでしょ?私には必要がないんだって。」
確かにはその様な話は全て否定しておりますね。
結婚願望はともかく、ここまで恋愛関係の話を否定するのも不思議です。
『イッシュの男は、言葉も態度も愛情表現豊かだからね。
初心な きみには、逆に考えれば丁度いいかもしれないぜ?』
「だから私にはいらないんだと…もう良いですよそれで。
ギーマさんには悪いけど、ちゃんを少し貸してくださいね。
勿論、そちらにとばっちりが行く事はないので安心して下さい。」
の言葉にギーマ様は肩をすくめて苦笑いして画面から離れました。
もも、何故このやりとりに参加しないのか、不思議でしたが
後ろの方で笑いを堪えるのに必死な様でございます。
「相変わらずの好きだよな。でも今はその話はパスだ。
、今から送るハンドルネームの相手の確定ってできるか?」
先に復活したが、ライブキャスターでメールを送信しております。
様はそれを確認した後で不敵な笑いを浮かべております。
『さーん、誰にモノを言ってるの?こんなの寝ててもできるよ。
でもさ、こんだけの人数を一気に潰すのってちょーっと大変かも?』
「方法を考えるのは俺じゃない、そういう回りくどいことは全部
の役目だからな。ま、なんとかなるべ。」
様の自信も、のへの信頼も相当なものでございますね。
「、面倒事を俺に丸投げすんな!
、こいつらの監視って可能か?ヤバイ情報が入ったら
すぐにこっちに回せるようにやってくれねぇか?」
『何か考えてるって事だよね?いいけどさ、出来れば人数絞ってちょ。
流石にこの人数はめんどくさい。」
「おう、多分2、3人には絞れるはずだから、やってくれ。
それとお前、どうせに会いに来るだろ?
そん時にエスパータイプ連れてきて、すぐにテレポートで
こっちに来れるようにしてくれや。」
『たん、色々下準備始める気なの?もう、時間無いの?』
いきなり様が泣きそうに顔を歪めます。
そんな様子をとは苦笑いをして首を横に振ります。
「いや、お前の腕が必要になる事があるかもしれねぇからな。
そん時用って事でやっておきたいだけだ。安心しろ、まだだ。」
「俺もも諦めが悪いのはが一番よく知ってるべ?」
『うん…2人に任せた!んじゃ、近いうちに遊びに行くね!!』
「近いうちに色々と頼み事が増えるかもしれねぇが、そん時は
ちょっとばかりマジで頼むぜ?くれぐれも遊びすぎんなよ!」
…恐らく、これは私やクダリが踏み込めない事に関わるのでしょうね。
クダリがをじっと見つめているので私もを見れば
彼女はなんでしょうか…とても儚げな笑みを浮かべておりました。
『えー、ハッキングは楽しまなくちゃダメだよー。
まぁ、足がつく様なドジはしないから安心してちょー。
ちゃん、子作りはこの際置いといてもいいからさ。
そのエッチな身体、使わないと勿体無いよ?』
「ロケットおっぱいのちゃんには勝てませんけど?
ロリ顔巨乳とかマニア受けする人にそんな事言われたくない!」
『そのクビレと美脚もさー、出し惜しみをしちゃダメじゃん!
つーかさ、ちゃんのおっぱい…また大きくなった?』
「うんにゃ、サイズは変わってないよ?ただ、今ちょっと体調崩して
ちゃんに最後に有った時より7キロ位痩せたからそう見えるのかも?」
『もう、どーせご飯食べるの忘れて仕事してたんでしょ?
でもそのおっぱい、すっごくエッチだから今度揉ませてね!』
「ちゃんで母乳プレーしてもいいならオッケーだよん?」
『これは子供達とギーマさん専用だからダメー!
っと、噂をすればで泣き出しちゃったから落ちる。
たん、色々決まったら連絡ちょーだいね。あとさんも
メールでくれた相手の事わかったら連絡するから、んじゃねー!』
…どうやら、様は落ちた様でございますね。
私、ずっと何も言わなかったのは叫びそうだったからでございまして…
二人の会話の間ずっととは私達を見て笑いを堪えるだけ、
クダリは必死に私を押さえつけておりますが…もう限界でございます!
チャット画面を閉じてが振り返って私を見ました。
その顔が一瞬で青ざめたという事は、これから私が何をするかを
理解したと思ってもよろしいでしょうか?よろしゅうございますよね?
では、その通りにするといたしましょうか…!
「っ!こちらへ来て、お座りなさいましっ!!」