-一章・共闘!ギアステ大掃除編:つかの間の安息-

一章・共闘!ギアステ大掃除編

つかの間の安息



昼休憩前に3人が自分達の仕事場から戻ってきたから

ボク達はジャッキーからもらった裏サイトの情報を3人に見せた。

そしたらやっぱり3人とも爆笑したよ!

んでったら一番にボク達を拝んだよ。



「いやー、やっぱりイケメンは偶像崇拝の対象の代表ですね。

拝んでおけば何か良い事あるかもしんないから、私もやっとこ。」



ブツブツってなんだか呪文みたいな言葉と一緒に拝まないで!

って、ノボリもそこで仁王立ちとかやめようよ。

ホント、最近のノボリってばボクよりもずっとノリノリだよね!

後ろでもお腹抱えながら拝んでるし!



、拝むだけではありませんよね?

こういう場合は何か神様に貢物というのが通例ではございませんか?」



うわーい、ノボリってばすっごく悪人面!が引いちゃってるよ?



「貢物…あ、報告書類ならありますよ…って、黒ボス嘘です!

冗談ですから黒い眼差しで見ないで!石になりそうです!!」



ときたら貢物ですってを差し出す真似しちゃうし。

そしたらはまたまた慌ててオロオロしてるし、ホントおかしい!



「実はですね、この書類を見たあとから私もクダリも脱力感に襲われて

勤務中はともかく、帰宅後のHPが真っ赤になっております。

貢物といえば何か食べ物でしょう?」



「ボク達、の手料理は食べたからの料理食べたい!

トウヤもトウコも、料理上手って言ってた!」



ボク達の企みをもわかったみたいで、を見て

チョロネコみたいにニヤニヤしてる。

はわかってないみたいで、バチュルみたいにプルプルしてるし。

あ、こういう所はちょっと可愛いかもしんない。



「うちらの中で一番料理上手はだから。

私の料理なんて超手抜きで、ボス達の口になんて絶対合いませんってば!」



「それは私達が決める事でございます。

正直私達は女性からの差し入れというものはこういう事情ですので

一切受け取ってはおりません。ですが、私も男でございますので

女性の手料理に色々と夢やロマンを持っております。

それをに叶えていただきたいと思ったのですが…

それ程お嫌なのですね。勝手な事を言って申し訳ありませんでした。」



ノボリが凄くガッカリした感じでから顔を背けたんだけどさ、

ボクに向かってバッチリとウィンクしたよ。

うん、ボクも負けてらんない。



「ボク達いっつも自分でご飯作るかデリで買って食べてた。

初めて、とかが作ってくれたご飯食べて思ったんだけど

誰か作ってくれたご飯を食べるのって、すっごく美味しくて楽しかった!

だからボク、とも一緒にご飯食べたい。ダメ?」



ボクが首を傾げてに聞いてみた。

この方法、女の子受けするんだけどに効果はあるのかな?



「その仕草はホントに好きな子にお願いする時だけにした方がいいですよ?

私には効果はありませんが、わかりました作りましょう!

そのかわり期待はしないでくださいね?ホントに普通の料理だから。」



よし、このバトルはボクとノボリの勝利!

二人同時にガッツポーズしちゃった。

それを見てたも涙流しながら笑ってるし、

はちょっと拗ねちゃった。


昼からはトウヤとトウコがまたスーパーマルチに来たけど

結果はボク達の勝利!でも二人とも1戦毎に強くなってる!

他のチャレンジャー達もそれぞれボク達の所まで来たけど

勝利する人達はいなかった。でも楽しかったからオッケー!


最終のダブルバトルが終わってホームから執務室へ向かう時に

が誰かと話してるのが見えた。

アレ?と思って見てたら清掃員さん達と楽しそうに話し終わった時に

清掃員さん達が持ってたゴミ袋を持ってがこっちに歩いてきた。



「白ボス、バトルお疲れ様でした!んで、どうだったんですか?」



がボクにペコリってお辞儀してから話しかけてくる。

それにしても結構なゴミの量で大変そう。



「ボクの勝利で終わった!でももっと強くなりそうで楽しみ!

、そのゴミって清掃員さんのでしょ?どーするの?」



ボクの質問にがなんでそんな事聞くのって顔してこっち見てる。

別に変な事聞いてないと思うんだけど?



「あー、私もどっちみちゴミを捨てに行くので、ついでにって事ですよ。

私の仕事はもう終わりましたけど、清掃員の方はまだみたいでしたしね。」



やっぱりの気遣いって凄いな。

ついでって言われたらそれじゃあってお願いしやすいもんね。



「そっか、でもいっぱいあるからボクも持つよ?」



「白ボスはまだ仕事が残ってるでしょ?

そっち終わらせないと、ご飯一緒に食べれませんよ?」



あ、そうだった!ボクはまだこれから執務室に戻って

残ってる書類と、今日の業務日誌を書かなきゃなんない。急がなきゃ。



「忘れてた!ボク先に戻って仕事してるね。」



「りょーかいでっす!キッチリしっかり頑張って下さいね。」



うん、達の事務所と執務室が一緒になってから

ボクは嫌いだった書類整理も全然平気になった。だからオッケー!


ボクが執務室に戻ったら、以外の全員が戻ってた。

デスクの未処理のボックスに入れられてる書類から

やっちゃわないとダメな分を纏めて取って目を通す。

殆どが承認のサインだけだから次々とサインを書いてそれぞれの部署の

処理済みのボックスに移していく。

そうしてるうちにが作業服に着替えて戻ってきた。



「黒ボス、これシンゲンさんから急ぎではないけどって預かってます。

後、こっちは整備班からのもので期日は2日後、こっちは安全課からで

システムの一部改正についての意見書だそうなので急いだ方がいいかも。

白ボス、これ整備班からでちょっと急いで確認して欲しいそうです。

こっちはラムセスさんからで明日の乗務員の変更があったので

さっき渡した書類と差し替えて下さいって。」



受け取った書類には全部付箋が貼られていて

そこに部署と担当者と期日が書かれてる。なにコレ、すっごく見やすい!

ボクとノボリが感心して書類を見ている間にはデスクに向かって

今日の作業日報を書き始める。

部屋の中は書類にサインを書く音とキーボードを打つ音しかしなくなった。

仕事をしてる時の達の顔はいつもと違う、使い分けって凄いな。

そうこうしてるうちに全員今日の分の仕事が終わった。

ボク達が隣のロッカーで着替えているあいだに3人も着替え終わってた。

は近くのスーパーに買い出ししてくるって先にでたから

ボク達とでマンションへ向かう。



「んじゃ、俺は先に部屋に行ってるから二人は風呂でも入って

ゆっくりしてから来いよ。」



と別れてボク達はそれぞれの部屋でシャワーを浴びた。

Tシャツに短パン姿のボクをみてノボリが眉間に皺を寄せる。



「クダリ、貴方まさかその格好でお邪魔するつもりじゃありませんよね?」



そのつもりだったんだけど…と思ってノボリを見たら

いつもはボクと同じ格好のはずが、キチンとシャツとパンツに着替えてる。

ダークグレーに襟周りに黒い刺繍が付いたシャツはノボリのお気に入り。

パンツも黒のカーゴパンツでこっちは休みの日によく着てる。



「どーせご飯食べた後は寝るだけなんだから、これでオッケー!」



だってめんどくさい!達なら別にこの格好だろうがパンツ一丁だろうが

全然気にしないでくれるはず。家に帰ってまでそんな気を使いたくない!

そんなボクの考えがわかったみたいで、ノボリはため息をついてボクを見る。



もいらっしゃるのですよ?男同士ならともかく、

女性もいるなら、それなりに着ていないとマズイでしょう。」



「あ、そうだった。でもさ、きっとはそんな事気にしないよ。

ボクも、そんな気を使いたくないからこれで行くったら行く!」



正直、ノボリに言われて初めて気がついたんだけどさ。

きっとそんな気を使わなくてもオッケーじゃないかって思う。

ノボリのお小言をまるっと無視してボクはエレベーターに向かった。

後ろからノボリもため息をつきながらついてきた。


の部屋のインターフォンを押せばタンクトップに短パン姿の

ボク達を出迎えてくれた。シャワー浴びたのか髪の毛が濡れてる。

中に入ってをみれば、淡いラベンダーのチュニックにダークグレーの

裾がくしゅくしゅになってるレギンスでラフな格好してる。

シャワー後みたいで、またリザードンに髪の毛を拭いてもらってた。



「今シャワー浴び終わったんで、すぐにご飯支度しますね。

それまでビールでも飲んで、後おつまみ作ったんで食べてて下さい。」



「ありがと!あのね、に聞きたいんだけどいい?

ボクいつも部屋でこんな感じですっごくラフな格好してるんだけど

このままここに来てよかった?それともノボリみたいな格好の方がいい?」



「イケメンは何着てもイケメンだな畜生…って、いやいや。

別に格好とか、うちでは気を使う必要なんてないですよー。」



ちょっとの心の声が聞こえたけど、やっぱりそう言うと思った!

ホラねってノボリを見れば僕の方を見て苦笑いしてた。



「それに、とかを見てください。いっつもあんな感じですよ?

ノボリさんも普段クダリさんと同じ格好なんじゃないですか?」



「えぇ、流石にちょっとそれでは失礼かと思っておりましたので…

ですが、次からはそうさせていただきますね。」



シャワーから上がってきたを見ればボクと似たような格好してた。

うん、ホント気を使う必要がないって楽チンだよね。


髪の毛を乾かし終わったがリザードンにお礼を言ってから

その長い髪の毛をひとまとめにするとエプロンをつけてキッチンに立つ。

その後にノボリがついて行った。多分なにか手伝おうとするんだろうな。

料理はボクよりノボリの方が得意だから任せた!


がボクを見て手招きしてるから、ボクはそっちに行って

ビールと一緒に一足先にの手料理を堪能しちゃうもんね。

たったこれだけの事なのに、すっごく楽しい。

気が重くなるような事はまだ終わってないけど今は忘れて

こういう時間を楽しんでもいいよね?