一章・共闘!ギアステ大掃除編
ランチタイムにて
部長さんが大掃除計画に参加する事になって色々話をした。
ボク達の甘さをハッキリ言われた時は凄く恥ずかしくなった。
それはボク達が今まで何もしなかったから、どうしていいのか
わからない事をそのままにしてしまった事への恥ずかしさ。
その後で部長さんと、はランチに食堂に行っちゃったけど
ボク達は、ハッキリ言ってご飯を食べる気も起きない位に落ち込んでた。
ボク達は被害にあった人達やこれから被害に遭う達の事を
あまりにも軽く考えてしまってた。
ボク達が原因?言いがかりもやめて欲しいって思ってたけど
だけどそれはホントの事で認めたくなかっただけかもしんない。
後悔したって遅すぎるんだって自分達に腹が立った。
『両ボス、ミスは誰にでもあります。大事なのは繰り返さない事
失敗を引きずっていたらいいバトルはできないでしょう?
お二人ならこれからどうすればいいかわかってるはずですから
後は安全運転で全速前進、出発進行すればいいんですよ。
後ね、自分で動けない時は人を頼るのも有りなんです。
むしろ上に立つ人はそれを上手にしないと駄目なんですよ。』
あの後がボク達にコッソリ言った言葉が頭から離れない。
だってさ、はボク達より歳下なはずなのに
そうやって言えるって事はそれが出来るんだ。
シンオウのチャンピオン代理の間はバトル以外の業務もやってたって
保守的で新しい事をしたがらない相手を動かすのは大変だったって
笑っていうがすっごく眩しく見えた。
そういう事ができるって凄いな。ボク達もそうなりたいなって思う。
給湯室から大きめのマグカップを持って戻ってきたを見て
そんな事を考えてたら、ノボリがの傍に寄って驚いていた。
「、あなた昼食がそのマグカップの中のお湯だけとか…
冗談でございますよね?」
ちょっと待ってノボリ、お湯ってご飯には入らないと思うんだけど。
はそれを聞いてケラケラ笑うとインスタントスープの袋を見せた。
「さすがにお湯だけとか無いですってば、これを入れるんですよ。
このお湯の量なので2袋入れて、コーヒー用のミルクでコクを出します。」
そう言ってコーヒーサーバーの場所へ行ってミルクを2個入れる。
ボクもノボリもちょっと味見させてもらったんだけど、
確かにコクがあってちょっと美味しくなってるのにはビックリした。
「両ボスには私が今、食事があまり摂れないってバレてるから
ここで、御飯食べさせてくださいね。」
そう言って、は応接スペースのソファに座ってから
ポケットから栄養補助食品の固形バーを取り出して
スープに浸しながらゆっくりと食べ始めた。
うん、昨日達から聞いた。はこっちに来るまでの間
色々忙しくて食事を摂ってなかったって。
だから胃袋がすっかり小さくなって、食べれなくなってる。
「でも、たったそれだけ?どれだけまともに食べてなかったの?」
ボク達も向かい側のソファに座ってランチをとる事にした。
今日はボクがお弁当当番だったから早起きして頑張って作ったよ!
「んー、から連絡受けてから業務の引き継ぎ用の書類を
もう一度見直して手直しして、あちこちに挨拶行ったりとか?
ホント、タバコ吸う暇もない位だったんでまるっと4日間ですね。」
そう言ってはイッシュに来るまでにやった事を言ったけど
その中身はとてもじゃないけど4日間でできるものじゃなかった。
ホント、寝ないで食べないでやらないと終わんない位の量。
ボクもノボリも食べるの忘れてをマジマジと見ちゃったよ。
昨日よりはかなり良くなってるけど、それでも顔色悪いし。
「、昨日の今日で更に食事中で申し訳ないのですが
貴女は馬鹿ですか?その様な事すればどうなるかわかるでしょう!」
うわー、ノボリったらホントにに容赦ないよね。
でも今回のはノボリの睨みつけるをあっさりスルーしたよ!
「でも、そうしなければいけない時ってのもあるんですよ。
出来る所は他の人に任せましたけど、それでもやる事は山積みで
中途半端に投げ出すことなんて論外ですし私の主旨に反しますから。
お二人だってそう言う事、ないわけじゃないでしょ?同じです。」
ゆっくりとスープの残りを飲み干して、は笑った。
ボク達はそれ以上なんにも言えなくなっちゃった。
だって、確かにその通り。そう言う事がボク達にも結構ある。
「達があんまり怒らなかったのもその辺わかってるから…
でも、やりすぎだって結局は怒られましたけどね。」
そっか、3人とも上の立場を経験してるんだもんね。
すっごく納得して、ボク達は食事を再開した。
先に食べ終わったノボリがゴミを捨てたあとにの横に座った。
「、もう少し食べることは可能でしょうか?
プリンを作ってきたのですが、よろしければ食べていただけませんか?」
ノボリ、の事心配でこれなら食べれるかもって作った。
どーせならって沢山作って今は冷蔵庫にいれてある。
「あー、今食べたばかりでこれ以上胃に何か入れると吐きそうなので
午後休憩の時でいいですか?プリン手作りとか凄いですね!
甘いものは大好きなんで喜んで頂いちゃいますよ?」
嬉しそうにしているを見て、ノボリも嬉しそうに笑ってる。
ノボリの中ではのポジションって、やっぱり妹みたいな感じなんだ。
ボクも食べ終わって、食事から戻ってきたと達も合流して
のんびりとコーヒータイムを楽しんだ。
皆で飲むコーヒーってやっぱり美味しいよね!
「失礼します、お、新部署の面子も勢揃いしとるな!
やったか?ダブルの主任がそっちじゃなくてこっちに
就職して欲しかったって言っとったで?めっちゃ暴れたんやて?」
「えっと、クラウド…でいいのかな?
人聞きの悪い事言わないで欲しいな。ちょっとネタを入れながら
軽く最終車両まで3タテでゴリ押ししただけだよ?」
うわー、やっぱり他のトレーナーは3タテだったんだ。
正直ボクも5回バトルしての手持ち全部引きずり出したのって
3回位だったもん。最初なんて3タテで撃破最短新記録だよ!
「そら凄いわ!事務仕事なら暇な時あるやろ?そん時でもえぇから
やってみぃひんか?わしらはいつでも大歓迎するで?」
「クラウド、悪魔の囁きはやめてくれ。こいつはなバトル狂だから
ホイホイ誘いに乗っちまうんだよ。そして絶対こっちの仕事は放置だ。」
の言葉にと本人のも頷いてるってどうなの?
でも、ボクとしてはトレーナーでじゃなくて
またチャレンジャーとして乗って欲しいな、次は絶対負けない!
「そういうだっての事言えないと思うよ?
今はもう破られてるかもしれないけど、各地方のリーグ突破の
最短記録を作りまくったのは誰だったっけ?」
なにそれ!そういえばのバトルって見た事ないから見たいな。
ノボリがに詰め寄って今度シングルに乗ってくださいまし!
なんて言ってるけど、きっとボクと同じ目に会うと思うよ?
「そういうだってバトルタワーで出禁喰らっただろう?
ゆびをふる 縛りでタワータイクーン撃破してだったかな。
お前がチャレンジするとトレーナーがバトル放棄したって話は
結構有名な話だったんじゃないかな?」
うわー、それ絶対対戦したトレーナーのトラウマになってる!
ボクも絶対そんなので勝たれたら、しばらく戦闘不能になるかも。
「結局は3人ともバトル狂と言う事でよろしいのでは?」
ノボリが首を傾げて聞いた言葉に3人がそれぞれを指さして
こっちが一番バトル狂とか言ってるから、笑っちゃった。
「バトル狂は大歓迎やで?っと、また忘れとったわ。
両ボス、スーパーマルチのチャレンジャーが連勝しとるさかい
準備してください。」
「またあなたという人は…そういう事は先に言ってくださいまし!」
「やった、今日はねすっごく暴れたい気分!すっごいバトルする!」
すっごい部下を持っちゃったんだから、ボク達も上司でもバトルでも
もっと頑張らなくちゃいけないな。
チャレンジャーの予想はついてる。だからすっごいバトルしてくる!