2014 Halloween 企画------悪魔が来たりてバトルする 3

2014 Halloween 企画

悪魔が来たりてバトルする 3



悪魔に取り憑かれた(という設定)のサブウェイマスターを撃破して
ハロウィンの隠しイベントが発生したオレとトウコは
景品交換所のお姉さんの言われた通りにエントランスへやって来た。


「あぁ勇者様、お待ちしておりました!」

「「ジャッジさんっ?!」」


エントランスで鈴を鳴らしてやってきたのはジャッジさんだった。
いや、確かにジャッジさんもギアステの人だから仕方がないんだけど
どんだけ徹底してやる気なんだ?マジで感心するしかないって!


「この先は涙すら凍りつく永久凍土の世界です。
今一度勇者様にお伺いします。この先に進まれますか?」


全身を真っ黒なフードで覆ったジャッジさんはカボチャ型のランタンを持ち
オレ達から鈴を受け取りながら聞いてきた。そんなの決まってるだろ?


「「進みまっす!」」


オレとトウコの答えに見たこともない様なニヤリとした笑顔を見せて


「それではこちらへ…この先は暗くなってますから足元に気をつけて…
ボクの後をついてこないとはぐれて魔物の餌食になっちゃいますからね。」


すげー物騒な事を言うのはやめて欲しい…これはイベントなんだって
わかってはいるんだけど、そーいう事もあるかもしんないって思う位
さっきからリアル感がハンパないから!

向かった先は…これは多分職員さん達の専用のバトルフィールド?
その入口の前でジャッジさんはオレ達にご武運をと言って帰っていった。


「トウコ…オレ、この扉開けたくねー。」

「もう何がきても驚かないよ!って言えないもんねー。
でもさ、開けないとイベント始まんないし?それじゃつまらないでしょ?
うし、女は度胸だ!気合で開けちゃうもんねっ!!」


トウコが男前過ぎて息をするのも辛いぞー。
うりゃ!って女らしさの欠片もない掛け声と共に扉を開ければ
やっぱりそこは別世界だったし…


「「…凄すぎっ!!」」


あたり一面銀世界ってのはシンオウに武者修行に行って体験してたけど
これはそんな生易しいモンじゃない。銀世界つーか氷の世界?
フィールド全部が氷に覆われていて一番奥まったところに祭壇みたいな
そんな感じの物が置かれていて、そこに誰かが横たわってる。


「人間風情が来る場所ではないっぽ。さっさと帰ってちょ!」


荘厳な雰囲気すら感じさせる場所には似合わない言葉がして、そっちを見れば
メイド服…にしては露出の多い衣装をきたさん…だったかな?がいた。
さんよりちっちゃいけど…その胸って本物?って位すげー!
確かギーマさんの奥さんで子供もいるんじゃなかったかな…


さんがどーしてギアステにいるんですか?!」

「ノンノーン!私はじゃないおー
それにって人はギアステでアルバイトしてるから問題ないっぽ
って、ネタバレは置いといてー、私はサキュバスたんでぇーっす!」


オレ達に向かって投げキッスとか…ホントにこの人年上なんだろーか?
ノリが良いってさんから聞いた事はあったけどホントだったし!


さ…「いやん、サキュバスって呼んで!」…えっとサキュバスさん?
オレ達バトルしに魔王の花嫁奪還にきたんですけど…」

「うん、そうだった!私達の相手はさ…じゃなくてサキュバスさんと
後一人はどなたなんでしょうか?」

「んふーっ、知りたい?んじゃちょっと待っててちょ!
魔王様の花嫁さーん、出番だお!マイハニーかもーんだお!!」

「…ちゃんのノリが良すぎて息をするのも辛いっ!」


そういって祭壇に横たわってた人が起きたんだけど、オレ達はビックリした
声を聞けばさんだってわかるんだけど、外見が…うわー、ヤバイ!


「…妾の眠りを妨げたのは誰ぞ?」


白銀と黒の…これはジョウトのマイコさん?みたいな衣装なんだけど
色々胸とか足とか露出しすぎだろー!でも…すげー似合ってるかもしんない…
髪もいつもと違うアップにしていて、飾りが沢山つけられている。
シンオウのチャンピオン代理の時の化粧とも違う化粧は唇と目尻が赤くしてて
それが更に色っぽさを出してて…駄目だ、直視できねぇぇえええ!
思わず視線を反らせたら、その先にトウコの顔があったんだけど
こいつもオレと同じでなんだか顔が赤いし!んで、見とれてるし!


「女童と男童…は何故妾を目覚めさせたもうた。
否、答えるに能わず…其方等には死を持ちてあがなうやよし…」


さんとさん(に、取り付いた悪魔?めんどくせー!)は
ゆっくりとフィールドの定位置についた。
これは…たしかに隠しイベントって名前にぴったりかもしれない。
つーか、ギアステにシンオウのチャンピオン代理がいるってのが
他のチャレンジャーなんかにも広まってて、バトルしたいって声を
オレも何度か聞いた事があったなー。
さんは作業員だし、乗り物酔いが酷いからバトルは無理だって
自分でも言ってたけど、やっぱり色々要望とか多かったみたいだから
期間限定のサービスって感じでやってるんだろーなー…


「お二人さーん、うちらのセクシーさに見惚れてるトコ悪いけどー
サクッとバトルしちゃおーぜぃ?ってかやっちゃうよん?」


うわわ、すっかり忘れてたとか廃人の名が廃るだろー!
オレ達が慌ててボールを投げて、バトルがスタートした。


「…マジですか…」

「あー、なんていうかここまでの縛りとか凄いです!」


オレ達はスーパーマルチのど本気メンバーで挑んでるんだけど
向こうはさんがユキメノコと色違いのミカルゲで
さんがロトムと色違いのムウマージ…これってゴースト縛りだろー!
それでここまで拮抗したバトルとか…さんもすげートレーナーなんだ…


「うわーい、ムウマージってば相変わらず男前!」

「お婿にきてもらったんだし、大切にしてるっぽ。
んで、色違いのミカルゲとか相変わらずで笑っちゃうよん。」


へぇ、さんのムウマージはさんの子だったんだ…
てか、さんってばマジで色違い好きだよなー。
んで、それだけじゃなくV持ちだからすげーんだよなー。

バトル自体は一進一退の熱い戦いなんだけど、緊張感が無い!
なんて言うのかすげー楽しいんだよな
向こうがオレ達以上に楽しんでるっぽいのは気のせいじゃないはず。


さん達ってば、イベントなんて忘れてるんじゃね?
オレ達以上にすげー楽しんでるよなー。」

「だよねー、でもバトルの手を抜いてないのは流石だよね!
それに私も凄く楽しかったり?これって地下鉄バトルとは違うよねー
どこがって言われても説明できないんだけど、緊張感が全く無くて
ただ楽しいぞーって感じ…って言えばわかってくれる?」

「おー、オレもそんな感じでいるしなー。
でもどっちのバトルも楽しいだけじゃなく、凄い勉強になるっつーか?」

「だよねー。さん達のバトルってクダリさんが二人いるみたいな?
お互いがうちらと相手の先を読んで動いてる感じがして油断できないよ。」


そーなんだよなぁ、今有利になっても次のターンで必ず巻き返される。
そういうバトルのやり方はサブウェイマスターさん達と同じだ。
勝負はホントPPがお互いに0になるんじゃね?って位白熱した。
なんとか僅差で勝利したけど、次にやればどうなるかはわかんねーよ!

バトルがオレ達の勝利になった瞬間、さんとさんが
うっ…とか言ってフィールドに倒れ込んだ。
二人共ノボリさん達とは違って演技だってバレバレだし!


「あ、あれー?私ってば何やってるっぽ?
ってか、ちゃんすっごいセクシー!ヒューヒュー!!」

「ぎゃー!それは言わないで!!もうね、ずっと恥ずかし…ゲフンゲフン…
ちょっと皆後ろ向いてて!良いって言うまでこっち見んな!!」


すげー剣幕のさんに圧倒されて3人で後ろを向いてから
暫くして良いよって言われて振り返れば、衣装の露出が減ってたし…
それはそれで残念だ…あー、写メっておけばよかった!!


「二人共助けてくれてありがとうね!いやー、それにしてもさ
この衣装とかもう着替えたいんだけど!」

「えー、もっと見せびらかせて集客アップしなきゃ駄目っぽ。」

「そんなのはボス達とに任せれば良いっしょ!
バトルできるのは凄く嬉しいんだけど、この衣装ががががぁああ!!」

「お二人共凄く似合ってると思いますよ?
ってか、さんの胸が凄すぎ!ちょっと触って見ても良いですか?」


ちょ、トウコ!何をそんな羨まし…いやいや恥ずかしい事を!
って、慌てたのはオレだけで他の三人はお互いを触りあってて
オマケに弾力とか触り心地とかを話してる…羨ましすぎるぞー…。


「さーて、んじゃ隠しイベントをクリアした二人には
すっごい景品あげちゃうよ?これ…一年間有効のバトルサブウェイの
トレイン乗車優先券なんだ。これを持ってれば持ってない人が並んでても
優先して乗車出来るから、有効に使ってBP稼いでね!」

「「うわー、太っ腹!」」


公共性を無視したこのプレゼントは、廃人なら垂涎モンじゃないか?
これは良いモンもらったなーって二人でホクホクしてたら


「そー言えば二人はシングルとダブルは乗らないっぽ?」


さんが小首を傾げながら聞いてきた…とても子持ちには見えねーな
天使のスマイルがクダリさんなら、さんは小悪魔の微笑みってか?


「あー、手持ちはマルチ仕様だけど…いけっかな?」

「ノーマルなら余裕でしょ?ってか、全車両でイベントしてるっぽいし
それを制覇しないとか男じゃないでしょー!」


…トウコ、お前は女だって自覚が無さすぎだっつーの!
でも全車両イベント対象なら、景品交換もおいしいからやるっきゃねーよな。


「ちなみに、も乗車してるからね?
あの二人手加減する気は一切ないから、あたった時は諦めてね。」

「あはは!お二人らしいですよねー。
んで、勿論悪魔に取り憑かれちゃって仮装…してるんですよね?」

「「勿論!」」


うおー、それもすげー興味ある!隣でトウコも目をキラキラさせてるし…


「うわー、これは乗るっきゃないですね!うし、今度こそ写メる!
そうだ、お二人も写メらせてもらえませんか?」

「うわーい、恥ずかしいけどイベントだし?んじゃ一緒に撮ろうよ。
ルカリオー、ライブキャスターで写メるからお願いね!」


ボールから出てきたルカリオがトウコからライブキャスターを受け取って
使い方の説明を聞いてる…時々頷いてるとかすげー!


「んじゃ、撮るおー!笑って笑って!!」


うわー、さんの胸が腕に腕にー!それにすげーいい匂いがする。
色んな意味でクラクラきそうになるのを必死で我慢してたら
さんがこっちを見てて悪タイプみたいにニヤリと笑ってたし…
流石はギーマさんの奥さんをやってるだけあるって感じだよなー。


「んじゃ二人共イベント楽しんでいってね!」

「頑張ってちょー!」


二人に見送られてオレ達はエントランスへ戻った。
勿論これからお互いに分かれてシングルとダブルにチャレンジする予定だ。
まずはノーマルから乗り込むか…

それからはトウコと分かれてトレインに乗り込んだんだけど…
途中ってか、いつもの様に最終車両前でさんとさんにあたった。
ノボリさんが性的とか言われてるのは知ってたけどさ…
この二人も負けてない…つーか、べつなタイプで性的だと思う。
バトルの結果は…色気に当てられたって事にしてぇえええ!
くっそー、いつか絶対に勝利してみせるからな!!