自分のこの様に浅ましい姿を、出来れば見られたくはありませんでした。
今までの自分の経験など、真に愛しい存在と出会ってしまえば
全く役に立たないものなのですね。
「…その先は言わなくても結構でございます!
その、申し訳ございません…貴女がいると言うのに、私は…」
あぁ、どうすれば今の私の状況を理解してもらえるでしょうか?
ですがは笑って私を抱きしめてくれました。
「?!」
「がまん、こらえるをさせてるのは私でしょう?
寧ろ色々と申し訳ないです…。もう、めんどくさいなって後悔してません?」
「それは全くございません!寧ろまっさらな貴女の変化を楽しんで…コホン…
ともかく、堪え性のない私が悪いのですから気になさらないでくださいまし。」
「んー、でも私ばっかりってのも…そだ!私もノボリさんにしましょうか?
手とか口とか?我慢は身体に良くないですからお手伝いしますよ?」
「その手つきは大変危険でございます!
ですが…貴方はソレをした事があるのですか?それは誰に?!」
私の目の前で手を上下に動かす仕草を見て、私は驚いてしまいました。
彼女自身に男性経験が無いのははっきりとしております。
ですが、それに関しては今迄にその様にして差し上げた相手がいると?!
その慣れた手つきに、そう思わざるを得ませんでしたが…
「ちょっと待て!この年ですから実践はなくても、知識だけなら豊富なんです。
実際に経験値が無いのでどうかわかりませんが、やらないよりマシ?」
慌てたように言うを尚も問い詰めれば、達が見ていた動画を
一緒に見て覚えたとか…その言葉にどっと疲れを感じてしまいました。
でも、本当にもう限界なのは確かなのです。
現に私自身は先程から、既に熱を孕んで己を主張しております。
「全く…勘違いする様な発言はやめてくださいまし!
ですが、そうでございますねぇ…協力…していただいてもよろしいでしょうか?
その…正直申しまして、自分で鎮めるのは、もう限界でございます…。」
「へ?あぁ、よろしいでございますよ!ってうわわ、ノボリさん?!」
その手が私に触れ様とするのを遮り、華奢な身体を抱き上げて寝室に戻り
剥ぎ取るようにガウンを脱がせてベットに横たえました。
すぐに私もガウンを脱ぎ捨て、覆いかぶさるようにして彼女の足を持ち上げ
その膝を胸元につく位迄折り曲げて両手で固定しました。
「…」
「うあっ、ノボリ…さんっ…ちょっとこの体制とか、恥ずかしっ…あっ…」
先程の名残があるのでしょう、夜目でもわかる程濡れ光っているその部分に
私自身をゆっくりとあてがえば、一瞬にして身体が強ばります。
「安心してくださいまし、あなをほるではございません。
ですが、擬似とでも言えば良いのでしょうか…わかりますか?」
そのままゆっくりと上下に動かすと湿った水音が寝室に広がります。
指とは違う感覚と、自身を濡らす蜜の刺激、甘い啼き声に
私は酔いしれてしまいました。
「ふふっ、なんだか本当に結ばれてる様でございますね。
、聞こえますか?これは私と貴女が奏でている音でございますよ?
私の質量、感触、熱感、全てを感じてくださいまし、覚えてくださいまし。
これが…最終車両の私で…ございます…!!」
「やっ…凄すぎです…ってば!」
動きを早めれば、快感を逃そうと身を捩っておりますが
私にとっては、逆に刺激になるのを彼女は知らないのでしょうね…
もう…もう、本当に我慢の限界でございます!
「…愛しております。早く…明日…いえ、今日でございますか…
夜が来て欲しい、私の全てを受け止めて欲しい………っ!!」
の良い場所を引っ掛ける様に何度も激しく擦り上げれば
私の名を呼びながらしがみつき、一際甘い啼き声を響かせ達し
遅れて私も熱を解放し、その雫の全てをの身体に落としました。
流石に疲れたのでしょう、やがて穏やかな寝息が聞こえてきます。
自分を簡単に清めた後、の身体も清めて腕の中へ抱きしめれば
覚め始めた熱を求めるように擦り寄ってきます。
「…貴女を妻にできた私は、世界で一番の幸せ者でございます。」
柔らかな身体を抱きしめて、朝が来るまで暫しの時間がありますね…
私も眠りにつくといたしましょう。
朝が来て、職場でそれぞれに仕事をこなし、特に私は残業をしない様にと
必要以上に頑張りました。事情を知っているクダリ、やの協力で
就業時間終了前に全ての業務を終わらせたのは奇跡かもしれません。
着替え終わっての仕事部屋を訪れれば、彼女も丁度終わった様で
そのまま共に家に帰りましたが、なんだか様子がおかしいですね。
帰宅後、食事が終わって問い詰めれば昨夜の余韻が抜けてないとか…
そんな事を言われたら、もうどうするかなど決まっております。
「、愛してます。もっと貴女に私を刻みつけてさしあげましょう。」
そのまま抱き上げて寝室に入ってからはもう夢中でございました。
柔らかな唇と熱を帯びた舌、絡み取れば溢れた吐息すら甘く熱く
滑らかな肌を刺激すればする程にの身体が甘くなります。
寝室に響き渡る水音を耳にしながら、の甘美な蜜が欲しくて
貪るように啜り上げれば甘い啼き声が途切れる事なく続きます。
「…私もう限界でございますっ…のココに…私をっ」
何度も達した華奢な身体を抱きしめて、の中心へ自分を宛行えば
粘着質な水音が響き、ゆっくりと沈ませれば十分に柔らかく飲み込み
ゆっくりと小刻みに動かしながら押入れば、私を拒む壁の感触が…
「貴女の…もっと奥へ…入りたいっ…私を受け入れてください…ましっ…」
に口付けながら、強請るようにソコで動かせばその動きに身体を捩り
とぎれとぎれに私の名を呼びながら、私にしがみついてきます。
「ください…っ、私に…ノボリさんを…全部…くださいっ…!」
「!!…貴女は…っこれ以上…私を煽って…もう知りません…よっ!!」
そのまま奥へ一気に突き進めば私を拒む感覚はなくなりました。
はやはりかなりの痛みなのでしょう、身体を強ばらせて何度も息を吐き
痛みを逃そうとしている様なので、しばらく動きを止め口づけを繰り返します。
荒い呼吸に揺蕩うように揺れる豊かな胸に手を伸ばし、揉み上げて頂きを摘み
指でゆっくりと擦り上げれば徐々に身体から力が抜け始め、吐息が漏れます
始めは私自身を拒むように押し出そうとしていた動きも、徐々に変化して
包み込んで締め付け始めたので、一番奥に擦りつける様に動かせば
更に締めつけが強くなり、その刺激に耐えるのが精一杯でございます。
「…大丈夫…でございますね…それでは少しずつ動かしますよ?」
「…はい…っ」
そのまま少し大きく動かせばは私にしがみつき、私の名前を呼び続け
その甘い響きがさらに私自身を熱く滾らせます。
“ 初めて ”を痛みだけで終わらせたくないのです
私を感じて欲しいのです、きちんと私との行為で快楽を得て欲しいのです。
後はひたすら、今迄にわかったの良い場所を攻め続けました。
結婚して初めての夜に見つけた、触れるだけで達した場所を重点的に撫で上げ
次の夜にわかった、左耳に舌を這わせ甘く噛みながらの名を呼び
その次の夜から徹底的に教え込んだ内側の弱い部分を自身で擦り上げれば
再びあの極上の蜜で私の動きを滑らかにし、私の動きにあわせて身を捩り
更に内側が私を絞り上げる様にさざめき始めました。
ひたすらにその時を待ち続け、を高みへ追い込む様に動かすと
身体を弓なりに反らせ、一際高く啼き、強い締め付けを繰り返し
は私自身で快楽を得て達しました。
「うっ…ふぇ…ごめんなさい…ノボリさん、ごめんなさいっ。」
「?!」
身体の力が抜けた時に、の瞳から涙がこぼれ落ちました。
これはどこかに負担をかけたのでしょうか?何故謝るのでしょうか?
「だって…ノボリさん、イってないでしょう?…私が…ダメだから…
私じゃノボリさんを満足させられない…ごめんなさいっ!」
…満足させられない?今すぐにも果ててしまいそうなのに?
がダメ?その全てが私の理性を簡単に粉々にしてしまうのに?
とんだ勘違いに腹が立ってまいりました。
「…今この状況で言うのも何でございますが、貴女は馬鹿ですか?
わかりませんか?貴女の中にいる私は未だに衰えておりません。
むしろ痛い程にはち切れんばかりに大きくなってるのを感じませんか?」
初めて終えたばかりの身体には少々酷だとは思いましたが
私自身をより感じられる様に、一度大きく動かし奥に押し当てました。
そのままこじ開ける様にすれば、とぎれとぎれに尚も言うのです。
「あっ…でもっ…だって…一緒に…っ…イケな…かった…っ!」
あぁ、貴女は私と共に達したかったのですか…
そんな愛らしいおねだりをされたら、もう歯止めがきかなくなるのに…
「本当にっ…私を煽るのが上手でございますねっ…もう知りませんよっ…!」
非常に情けないのですが、その後は完全に理性を失い、我を失いました。
強すぎる快楽から逃げようとする腰を掴みあげ、溢れる蜜をシーツにこぼす程
激しくを責め立てたのだけは確かでございます。
ぶつかり合う肌の音と水音と愛しい人の嬌声をどこか遠くで感じながら
が達すると同時に私も熱を解放しました。
何度か繰り返される熱にすら身体を跳ね上げ、規則的に私の熱を
最奥へと送り込む様な収縮を繰り返すを見れば意識を失っておりました。
「全く…初めてなのだから優しくして差し上げたかったのに
いつも貴女は私の予想の遥か先をぶっ飛ぶから困ります…ね…。」
どこか安心した様な表情で目を閉じたままのに口づけを落とし
抱き上げて、予め準備をしていたバスルームの浴槽に身体を入れれば
「ノボリさん…?」
どこか夢見心地な声色で私の名を呼びます。
「かなり無理をさせてしまい、申し訳ありません。寝室を整えてまいります。」
そのまま寝室へ戻り、寝乱れたシーツを見れば先程までの情景が思い出され
再びその部分が熱を帯び始めるとは…身体は正直で困ります。
私の熱と彼女の初めての印が混ざりあった染みのできたシーツを外して
洗濯機にそれを放り込んでスイッチをいれるとドアを開けたままのバスルームで
がバスタブに肘をつけて俯いておりました。
「腰がぁああ…足がぁああ…いや、それだけじゃないな…体中ががが…」
「、もう少々お待ちくださいましね?
今新しいシーツを敷いてまいりますので、その後迎えにまいります。」
「了解でございますよー。うわーい、終着駅に無事到着?
まずは良かった良かった…って所ですかねぇ…」
「おや、言わせていただきますがそれは違いますよ?」
「は?」
「これは通過点にしか過ぎません。
私となら、もっともっと上を目指せるでしょう?
さらなる目標…次は時間短縮でしょうか?に向かって爆走しなくては!」
当然でございます、私達はまだスタートしたばかりなのです。
これからもっともっと、色々とやるべき事、やりたい事は山積みなのです。
ニヤリと笑って、寝室へ向かえば
「うえぇえええ?!」
すっかりいつもの調子を取り戻したの声に安堵しました。
本当は新婚夫婦としての甘い会話もしたいのですが、ですしねぇ…
ですが、ベッドの上では大変素直で愛らしいのですから
「それは私だけが知っていれば十分でございましょう。」
真新しい物に取り替えたシーツは明日も洗濯が必要になるでしょう…
そんな事を思いながらバスルームに戻れば、がぐったりとして
バスタブに沈みかけておりました。
「?…?!あぁ、のぼせてしまわれたのでございますか?!
ちょ、大丈夫でございますか?しっかりしてくださいましっ!!」
最後の最後でやらかしてしまったと後悔しても遅すぎでございます。
そのまま抱え上げてリビングで手当を施して気がついたを抱き上げ
再び寝室へ戻り二人でベッドに潜りこみました。
「…ノボリさん、さっきからお腹に硬いモノが…。」
「愛しい新妻に欲情するのは当然でございます。
貴女だってココをこんなに固くして…ふふっ、気持ち良いですか?」
えぇ…仕方がありません、何と言っても私とは新婚なのですから!
どうやらこのシーツもすぐに洗濯行きになりそうでございますね。