2014 Merry Christmas!
Happy Merry Christmas!
超絶美味そうな食事と超絶豪華なこの部屋の雰囲気に
場違い感がハンパねーって思う俺は一般人の代表として当たり前だよな?!
「トウヤ君、こっちのローストビーフも食べてちょ!
これはねー、マイダーリンが作ったんだお!んふー、凄いでそ?」
「い、いただきまっす!」
取り皿(これもすげー高そうだし!)の上に乗せられたローストビーフは
テレビのCMに映ってる様な完璧さで盛り付けられてて食べるのすら勿体無い
この肉って絶対高いよなー、それをこんな風にどーんと出すとかすげー!
「トウヤ食べないの?なら私がもらっちゃうよ!」
「ちょ、誰も食わねーなんて言ってないだろ!
トウコのそれは…ターキか?そっちも美味そうだな、ってこれは誰が?」
「ソレはワタクシでございマス。ソースはノボリが作りマシタ。」
サブウェイマスター黒組(そー言ってもいいよな?)の家事力すげー!
これって普通にレストランとかで売っててもおかしくないって出来だろ!
なんだろう、俺の知ってるサブウェイマスターの皆さんとかギーマさんの
イメージがどんどん変わってきてるんだけど…キャラ崩壊ってヤツか?
「イッシュではクリスマスにケーキを食べる習慣がねぇんだろうが
俺達の地方じゃクリスマスにケーキはつきもんなんだ。二人はどっちを食う?」
「あ、これ!こっちのチョコケーキが食べたいでっす!」
「んじゃ俺はそっちの生クリームの方で!」
さんのお菓子が美味いのは知ってたけどケーキも作るとか…以下省略!
デコレーションも完璧でさんは職を間違えてると思うのは俺だけか?
あ、ドクターでもあるんだっけ?なんだか色々凄すぎだよな!
「トウヤ君は実はイケるクチなんだろ?ここには俺等しかいないから
少し飲んでみるか?このウィスキーはマジで美味いぞ。」
「ちょ、未成年にお酒を勧めるとか…まぁ今日は特別だし?
うん、私は何も見てないし聞いてないぞー。」
さんがグラスに注いでくれたウィスキーを一口飲んで驚いた。
何だこれ?!俺の知ってるいつも父さんが飲んでるウィスキーと違う!
キツいけど後口がなんていうのかな…すげーいい香りが口の中に残るんだよ。
そっかー、良い酒ってこんなにも美味いモンなのか!
いつもなら未成年なんだから!ってストッパーになってるさんも
今日はクリスマスだから特別って事で目をつぶってくれてて嬉しいな。
周りを見ればすげー大人達ばかりでオレ達が一緒で良いのかって思う。
そもそも事の始まりはさんとクリスマスデートができたらなって
予定を聞いた事が発端なんだよなー。そうしたらさんってば
仲間でさん宅に突撃するんだっていたずらっ子みたいな顔で言った後
人数が多い方が楽しいからってオレ達も誘ってくれたのは嬉しかったんだけど
こーやって周囲を見渡せばなにげにすげーメンバーだし!
「トウヤ、急に大人しくなったけど酔っぱらっちゃった?」
「まさか!あの位の量なんて父さんと一緒に飲んでる量の半分以下だぞ?
そうじゃなくてさー、このメンバーがマジで豪華すぎって思ってたんだよ。
四天王に廃人の頂点が2組にマスターランクのトレーナー達だぜ?」
「あー、言われてみればそうだよね!んでそんな中に英雄さんまで入ってる?」
「そーいやオレもそんな肩書き持ってたっけ?」
「そだよー、そうやって考えたら私ってば凄い場違い?」
「いやいや、そんなん関係ないだろ?つーか肩書きが凄いってだけで
皆さん全然そんなの関係ないって感じだし、良いんじゃね?」
そうなんだよなー、皆すげー人達なのに普通にオレ達と接してくれてて
それがオレもトウコも嬉しくって、ついつい甘えちまってるんだよな。
2杯目のウィスキー(流石にこれ以上は駄目!ってさんに止められた)を
チビチビ飲みながら周囲を見渡せば皆さん凄く仲も良さそうだし。
こんな繋がりって普通じゃ考えられないんだけど羨ましいなとも思う。
「さーて、皆結構飲んで食べてしちゃってるしー
そろそろプレゼント交換にイっちゃっても良い?つーかイっちゃうよん!」
おー!なんて掛け声があがるとか皆さんノリが良すぎじゃね?
そーいうオレもトウコも、ノリノリで握り拳をあげて言ったんだけどな!
「ほいほーい、んじゃ一度プレゼントを集めちゃいますよー。
んで、それぞれに…よいしょっと!番号を貼っておきますからねー。」
「ふふっ、こういうイベントは嫌いじゃないぜ。
ところでプレゼント交換の方法は?カードで勝った順番にするか?」
「これだけすっごいトレーナーが集まってるからバトル!って言いたい。
でも、それをやっちゃうと大変な事になっちゃうよね?残念!」
「クダリの言うとおり残念でございますねぇ…ここはやはりギーマ様の
ご提案されたカードでというのが妥当では?」
「意義有りっ!絶対私がビリになるのが決まってるから不公平でっす!」
「カードじゃが無類のヒキをみせるからつまらねぇな。」
「ソレ、インゴもダヨ!」
「デハ違う方法が何かございますカ?」
1ヶ所に集められたプレゼントは大きさも様々なんだけど全部高そうだ!
うわー、オレ達のプレゼントとかそんなのと比べられないんだけど!
つーか、申し訳ないから自分で自分のヤツを受け取りたくなったし!!
「のんのーん!公平にっていったらあみだくじっきゃないでそ?」
「あー、それが一番公平かもしんない。」
さんの提案したあみだくじ?にさん、さん、さんが頷いて
そうだなとか言ってるんだけどオレ達も入れて他の皆さんは首をかしげた。
それをみてさんがおや?って顔をした後で苦笑いした。
「俺達以外が知らないのも仕方がねぇか。
あみだくじってのはこうやってプレゼントの番号を下に書いて…
その上に縦線を引くだろ?それだけじゃつまらねぇから縦線の間に横線を入れて
選んだその線をなぞってたどり着いたのが自分の番号になるんだ。」
オレ達が成程って感心して見ていたら、横からさんの手が伸びて
「この横線はある程度書いた後は参加する全員が何本までって決めて
追加していくんだ。更にどれが当たるかわからないだろう?」
「うんうん、あとね、別に真横に線を書かなくても良いんだよ?
こーやって斜めにしたりしても大丈夫、ってかもっと面白くなるし?」
それじゃあ一人2本って決めてそれぞれが縦線に横線を追加した。
どれを引くかは年齢の若い順でって事でオレ達が先に決める。
次がさんでその次がさん…ってかさんがさんよりも
年上だってのにすげー驚いたし!んでノボリさん達、ギーマさん、さん
インゴさん達、最後にさん…うわーさんが一番年上とかマジか!
そんな感じで順番が決まったから、次々に線をなぞっていく。
当たった番号のプレゼントを全員が受け取って、こっからお披露目なんだけど…
「んじゃ私から開けますね!きゃー!!何これ!すっごく可愛いですーっ!!」
真っ白なフワッフワの、すげー高そうなマフラーとキャスケットと手袋に
トウコがすっかり舞い上がっちまってる。
「ソレ、ボクが出したんだヨ!可愛い女のコに当たッテLuckyダネ!」
次は…オレか、えっとこれは…うわーすげー高そうなセンスの良い財布!
黒い革に型押しでなのかな?幾何学模様が入っててすげー格好良い!
「それは私のでございます。機能性もあって使い勝手もよろしいのですよ?」
「凄すぎて持ち主が財布に負けそうでっす!」
うん、そー思っても仕方がないって!そのくらいハイセンスなんだよ!!
「んじゃ次は…うわーい!このバングルすっごく素敵!!」
「それ、ぼくが出した!このデザインなら男も女も関係ないし?」
「シンプルだけどお洒落って感じがモロ好みでっす!」
シルバーのバングルは確かにさんがしても違和感がない。
一見無地のシルバーだけど近くで見るとすげー細かく模様が刻まれてる。
「私も開けちゃうよん。きゃーん!コレ凄く可愛い!!
うちの天使達とお散歩に行く時とか丁度良くって嬉しいおー!」
あ、オレのプレゼントはさんに当たったんだ。
ニットの帽子とマフラーとミトンはエメットさんのと微妙にカブってるけど
オレのはそんなに高いやつじゃねーし、んなモン見ればバレバレだし!
「それ、オレのでっす!すんません、なんだか皆さんに比べて安っぽくって…」
「のんのーん!プレゼントは気持ちが大事だお!
それにこーいうの欲しくて探してたからすっごく嬉しいよん!」
そう言ってプレゼントを抱きしめて笑うさんは凄く喜んでるから
オレをなぐさめてくれる意味で言ってるわけじゃないってわかって安心した。
「んじゃ次はボク!うわー、ちょっと待って!これって限定モデルだよね?!
すっごいプレミアがついてるから手に入れるの諦めてたんだけど!!」
クダリさんがすげー喜んで持ってるのは電車の模型?
それもなんだか見た事のない形の電車だけど普通のオモチャにしか見えないな。
「ソレはワタクシが出しマシタ。オマエに説明は不要でございますネ。」
「うん、これでこのシリーズコンプリートした!すっごい嬉しい!!」
…これはアレか?所謂鉄道オタクってヤツなのか?
クダリさんの地下鉄…つーか電車好きは知ってたけどこっちでも廃人なのか?
「私は…これは…ブラボー!スーパーブラボー!!」
すげーハイテンションなノボリさんが持ってるのはヒトモシで全部揃えられた
えっとブックスタンドにペンホルダーにマウスパッドに…アイマスク?
「それは俺が出した。ヒトモシ好きのノボリに当たって良かったぜ。
このブックスタンドは市販じゃねぇんだぞ、俺のハンドメイドだからな。」
プレゼントの王道ハンドメイド!で、出来栄えが普通に売ってるみたいだし!
さんってマジでなんでも出来る人だな、凄すぎじゃね?
「次はおれかな?これは…手作り?いや違うな。」
「それは私のでっす!男率高いから良いかなって選んでみました。
ホックの部分だけちょっと自作で作って変えてあるんですけど…。」
「皮革の取り扱いは面倒だってカミツレから聞いてるぜ?
手作りのこれって銀製だろ?はこんな事もできるんだな。」
黒の革手袋は普通にのよりずっと柔らかそうで質が良さげで
ホックの部分が形も丸じゃなく三角でハンドメイドしちゃうとか
こういうプレゼントってのはオレじゃ到底考えられないよな!
「次はボク!Wow!!これ凄く可愛い!」
「それ出したの私です。ホントちょっと場違いですよね…すみません…。」
「ボク、丁度引越したばかりデ部屋に飾り物が欲しかったんダ!
これなら雰囲気もピッタリ!だから謝らないで欲しいナ?」
エメットさんのはトウコが出したスノーグローブか…
ヒメグマがソリに乗ってて可愛いけどちょっと合わないかなって思ってたら
自宅がカントリー風に統一してあるからアクセントに丁度良いらしい。
それを聞いてトウコもちょっと安心したみたいだ。
「次はワタクシでございマス。コレは…ギギギアル?」
「それはキャンドルスタンドでな、ちょっと面白そうで作ってみたんだ。
が言うにはティーウォーマー?にも使えそうだって話だぞ。」
「Oh…確かにそうですネ。帰ったら早速使わせていただきマス。」
あのギギギアルって鉄製?さんってばどーやって作ったんだろ?
でもすげー良く出来てる!もらったインゴさんも嬉しそうだな。
「さーて、俺のは…へぇ、これはギーマさんのだろ?」
「フフッ、正解。カードを出すなんておれ位しかいないだろう?
そのカードは特注でね、表の絵柄はアーティに頼んで描いてもらったんだ。」
「使い勝手が良さそうだな…ギーマさん、後でひと勝負しようか。」
トランプ…って言わないんだな、カードだカード。
それも画家としてもすげー有名なジムリーダーのアーティさんの絵で
特注品とかどんだけ価値があるんだろ?
「最後は俺か………なぁ、コレを俺にどうしろってんだ?」
「んふー、ホントはちゃんに受け取って欲しくて選んだっぽ!
でもが持っててもオッケーでそ?彼女さんに着せてハァハァしたり?」
さんの手に広げられた物を見て、鼻からウィスキーが出そうになった。
えーっと最後まで残ってたのはさんのプレゼントでー
んで、その中身が…アレってどー見ても女物の…それもセクシーな下着だよな?
「うはははは!彼女なんていねぇから、テメェが着れば良いんじゃねぇか?」
「ちょ、やめて!苦し…っ…あははははは!お腹痛いってば!!」
「クッ…ナラきっと凄く似合う…ヨ?アハハハハハハ!!」
大笑いしてないノボリさんとインゴさんは何ともな…くなかった。
テーブルに突っ伏して呼吸困難って感じでヒーヒー言ってるよ!
そんなになる位なら声出して笑えば良いのになー。
ほんわかムードが一気に爆笑の嵐とかさんのプレゼントの威力すげー!
いやいや、それを最後に引き当てたさんがすげーのか?
「これはお前にって選ばれた物らしいからそっちとばくれ…交換しろ。」
「だが断るっ!確かにこれはうちら女組がもらえば良かったんだろーけど
プレゼントが変だから誰かと更に交換とか、それこそ筋が通らないでしょー!」
「うわわ、すっごくセクシーなんだけどそんな中に可愛さ?もあったり?」
「トウコちゃんってばわかってるっぽ!女のコはね、セクシーだけじゃ駄目だお?
可愛らしさとか清純さ?そーいうのもなきゃメロメロは使えないっぽ!」
「っ!トウコ様にその様な事を吹き込むのはおやめくださいましっ!!」
うわー…なんだかすげー事になっちまった?
でも楽しいな、大人の中に紛れて大丈夫かって心配もあったんだけど
すげーネームバリュー持ちなのに皆さんってばすげーはしゃいでるし…
クリスマスってホントなら神聖なモンなんだろうけどさん達の所じゃ
お祭り騒ぎのイベントになってるって言ってたなー。
「オレはこっちの方が全然好きだなー。」
今迄持ってたクリスマスのイメージがすっかり変わっちまったけど
こういう楽しい事ならクリスマスじゃなくても大歓迎ってもんだよな!
俺は近くにあったウィスキーのボトルを見つけてグラスにそれを注いだ。
うわー、これはさっきと違う?一口飲んでみたんだけどこれもすげー美味い!
さん達が気づく前にもう一杯飲もうと決めた俺は悪い子かもしんないけど
こーやってプレゼントはもらえるんだから別に関係ないよな!
注意:掲載されている作品のお持ち帰りはリクエストされた方のみです。
穂積様リクエストで、保全管理課面子、マスボス、トウトウがギーマさん宅へ突撃クリスマスした話です。
食べ物とプレゼントの話しかしてないなんて言えません…orz
爆弾投下役の人妻さんが話に入ると必ずぶっ飛びます。アニメのR団並に飛んでます。
あみだくじが日本固有のものなのはホントの話。
あとトウコちゃんのプレゼントしたスノーグローブっていうのはスノードームの事です。
ティーウォーマーはホントはガラス製のものが多いのですが
形が歯車っぽくて、それならギギギアルだよなー、それなら鉄で作っても良いかな?
自分で作るなら溶接とかできる人…課長さん、君に決めた!になりました(笑)
プレゼントとそれを誰が受け取るかを考えるのに時間がかかりましたが楽しかったです。
穂積様、リクエストありがとうございました!