2014 Merry Christmas!
We wish you a merry Christmas!
最後の車両がホームに到着して業務が全て終了してから
お疲れ様の意味も込めてのクリスマスパーティは毎年恒例でございますが
今年は通年とは異なり、プレゼント交換や余興をやる事にしました。
「うわ、このドーピングセットとか凄すぎです!
ボク、丁度ディグダの育成を始める所だったので早速使わせてもらいます!」
「あ、それボクが出した。あのね、そのセットまだ開発段階なんだけど
普通のアイテムより効果がちょっと上がる。勿論安全は確認してる。」
クダリの特別ドーピングセットはカズマサに渡った様でございますね。
早速育成に付いて話し込まれる様子は流石でございます!
「食堂の特盛Aランチの食券一ヶ月分とは太っ腹やな!」
「このスーパーマルチトレインの鉄道模型は限定品なんだな。」
「ワオ!コノ懐中時計ノ デザイン凄イ凝ッテル!!」
皆様それぞれに趣向を凝らした品々でございますね。
そして、私が受け取ったプレゼントは…なんと!ヒトモシのスタンドとは
これは手作りなのでしょうか?ですがとてもよくできておられます!
「うわーい、リラクゼーショングッズとか、なんて俺得、私得!」
「ボクのはのポケモン用に調合したマッサージオイル!
ドリュウズが凄い気に入ってたから、もらえてラッキーかもしんない。」
「ふふっ、これは鎮静効果もあるから寝る前に使って上げると良いよ。」
「俺のは…香水?あぁ、キャメロンの出したやつか。
これ、香りが好きで買おうと思ってずっと探してたから凄い嬉しいぞ。」
プレゼント交換等、初めての事で戸惑いもございましたが
受け取った方々が皆一様に喜んでおられるのを見るのは私も嬉しいですね。
プレゼント交換も終了し、テーブルにあるケータリングも粗方食べた時
が前方に作られたステージに立ちました。
「えー、今回司会進行を務めさせていただきます施設設備保全管理課…
長いので保全管理課で良いよね、のです。
今日は皆さんお疲れ様でした。
これからの時間はそれぞれの職場に事前に連絡した通りに行います。
両ボス、そちらの特別席に座ってください…ありがとうございます。」
に言われるまま、特設ステージ?のすぐそばに用意された席に
クダリと二人で座りましたが、私は事前の連絡を受けてないのですが…
「ノボリ、事前連絡って受けてた?」
「いえ、ではクダリも受けていらっしゃらないのですか?」
お互いに顔を合わせて首をかしげている間にもは言葉を続けております。
「さーて、こっからは無礼講で行かせてもらうよ。
スーパー余興タイム!各部署対抗、ボス達になりきれ!をおっぱじめるからね。
ルールは簡単、一番ボス達にそっくりだった部署の優勝だ。
優勝した部署には金一封が贈られるから、気合を入れてやってくれよ!」
の声に一斉に応えておられる皆様達はやる気満々といった所でしょうか
それにしても金一封など一切聞いておりませんが、そのお金の出処は?
「あー、それで総務部長さんが書類持ってきたんだ。」
「クダリはこの様な企画があったのを知っていたのですか?」
「ううん、部長さんがこのパーティで使用する経費の書類を持ってきて
丁度ノボリはトレイン乗ってたから代わりにサインしておいた。
いつもより経費が多かったから、料理に奮発するのかなって思ってたけど
こーいう事だったんだ。でもなんだか面白そう!」
「そうでございますが、私達は何もせず座ってるだけでございますねぇ…」
どうせなら私達も参加したかったですねと話しておりましたら
とが各部署名の書かれたプリントを差し出して
「最初はボス達も一緒に参加できるものをって話だったんですが
職員の皆さんがバトルや運営に忙しいお二人の時間を削りたくないって言われて
今回は審査員って形で参加してもらう事にしたんですよ。」
「うんうん、これだって十分参加してる事になりますしー
むしろ凄く大事な役目ですし?総務部長さんの用意した金一封の金額は
ちょっと待て!って言いたい位の大盤振る舞いでしたからねー
ボス達、気合を入れて審査してくださいね!」
二人共、目が悪戯っ子の様ですね。まぁ、そういう事でございますなら
ここは皆様のご好意に甘えてしっかりと審査をする事にいたしましょうか。
ステージに目を向ければトップバッターは総務でございましょうか
私達と総務部長とのやりとりを再現しているのでしょうが…
『君達はトップになっても相変わらず詰めが甘い!
こんな書類は見るだけ時間の無駄、ダストダスの食事にもならないよ!』
『お待ちくださいまし!どこをどの様に?部長の目は節穴でございますか?!』
『あのね、これ以上の書類を出せとか無理!あのね、─── 』
これはこの前のボツになった企画書の時でございましょう。
あの時は周囲の目も気にせず感情的になってしまい反省しておりましたが
「うわー、総務部長さんの口調とかそっくり!ノボリの雰囲気も似てる!
でもね、ボクはちょっと違うと思う。あんなにあのねって連発しない!」
「クダリの雰囲気は確かに掴んでおりますよ?
貴方は感情的になると普段以上に短文であのねを連発いたしますし?」
…今後はあまり感情的にならずに部下に接したほうが良いようですね。
次の部署は…厨房の方々でございましょうか
『ノボリ狡い!それボクが頼んでおいたプリン!!』
『本来取り置きはできないのを無理に頼んでいるとは何事ですか!
職権乱用は通用いたしませんので、このプリンは私のものでございますっ!』
これは以前期間限定で販売していた特濃モーモーミルクプリンの時でしょう
私もクダリもハマってしまい、販売時間を待って買った程でございました。
誰も見てないと思っていたのは間違いでございましたね。
確かにあの時は目の前に厨房の方が困った顔をしていらっしゃいました。
これは私達の真似なんでしょうが、失態を暴露されてるような気がいたします。
恥ずかしさで顔が熱いの自覚していたら、次はてつどういんの皆様が
『ヒトモシ、好き嫌いはいけませんよ?きちんと全部食べてくださいまし。』
『モシ…モシモシ!』
『可愛らしく嫌がってもダメでございます!』
『モシ!』
『ダメです!食べてくださいまし!』
『モシ!』
『お食べなさいまし!』
『モシ!』
『まし!』
…これは今のシャンデラがヒトモシだった時でございます。
好き嫌いが多く、栄養バランスを考えたポケモンフードが気に入らない様で
よく注意をしておりましたが、私、この様な事を言っていたでしょうか?
「あははははは!これボクも知ってる!!
ノボリとヒトモシが、ましもし言っててすっごくおかしかった!!」
…気が付いていないだけだった、そういう事なのでございましょう。
職員の皆様も、そうそう!などとおっしゃられて笑っております。
「私、いよいよ恥ずかしさで火炎放射が出来そうな気がいたします…。」
「その気持ちわかるけど、皆ホントにボク達の事見てるよね!
次は車両整備班かな?あれはボクとバチュル?ってちょっと待ってーっ!」
『バチュル、これはねボクが乗ってるスーパーダブルの車両だよ!』
『バチュ?』
『うん?バチュルはこれには乗んない。マルチトレインに乗るんだよ!』
『バチュ、バチュバチュ!』
『うーん、バトルは出来ないけど次のスーパーダブルの時乗ってみる?
チャレンジャーが来るまで一緒に遊んでよっか!』
『バチュー!』
この会話は私も存じております。この後クダリはバチュルをこっそり連れて
スーパーダブルの車両内で遊んでいた為に厳重に注意させていただきました。
「うわー、ちょっとボク今ならだいばくはつできそう!
なんだかすっごく恥ずかしくてあなをほるで埋まってたいかもしんない…」
「私もでございます。ですが皆様本当に私達をよく見てらっしゃいますねぇ。
これは普段の行動を今後改めなくてはいけません。」
「うーん…でもね、こうやって皆がなんだか楽しそうにしてるならオッケー?」
「恥ずかしさはございますが、確かにそれは言えるかもしれませんね。
しかしこれをどの様に審査致しましょう?皆様とても特徴を掴まれてて
私、採点するのがとても忍びないのですが…。」
えぇ、皆様それぞれに趣向をこらした演出をしているのがよくわかります。
出来る事なら皆様全員を優勝にしたいくらいでございます。
「次が最後だからそれを見てから考えよ?
全員優勝にするなら残りの皆への金一封はボク達で出しても良いよね!」
最後は…あぁ、保全管理課でございますね。
私達は彼等とは公私共に親しくしておりますので、他の職員の皆様以上に
色々とやらかしすのでは?…これは覚悟を決めなくてはですね。
背筋を伸ばしてステージを見れば丁度三人がステージに上がるところでした。
「皆さんのボス達の色々な武勇伝?で楽しませてもらったけど
俺等は正攻法で勝利を目指したいと思います。、頼んだぞ。」
「ほいほーい、そんじゃいつものアレをやっちゃいますよー!」
がモンスターボールを投げると職員からどよめきが起こりました。
出てきたネイティとリグレーはそれぞれに私達を真似た衣装を着ております。
2匹が用意された…これはマルチトレインの車両内でございましょうか?の台で
なんだかポーズを取り出しました。
『私、サブウェイマスターのノボリと申します!
片側に控えるは、同じくサブウェイマスターのクダリです。さて───』
が私の口上を言った途端、食堂内が更にどよめきます。
えぇ、それ程私の声に似ているのです。彼はこんな芸当もできるのですね。
そしてその後のクダリの口上はが言ってるのでございますが
インカム越しで聞けばわからない程、これまた非常に似ております!
『─── 目指すは勝利!出発進行!』
が最後の口上を言い終わった瞬間、ネイティとリグレーがポーズをとります
私達がいつもお客様に披露するあのポーズをそのまま真似ているのですが
これが中々にそれぞれの特徴を掴んでおり、職員の皆様も大歓声をあげてます。
「あかん!こんなんやられたら誰も勝てんやろ!」
「ふふっ、参加するからには勝たなきゃね。」
「ステージも衣装も凄ぇ!これってハンドメイドだろ?」
「それはが作りました。この台は俺が作ったんですがこの後は
授乳室のカウンター横に配置するんで色々引き出しをつけてるんですよ?」
「アハハ!ミテミテ、帽子ニボス達ノモミアゲ?ツイテルヨ!」
「ぶっちゃけ、ボス達の特徴ったらこれでしょ?
これさえかぶれば君も明日から、なんちゃってサブウェイマスターでっす!」
職員の皆様がステージに集まり、ポーズを取っているネイティ達を写メしたり
台の引き出しを開けて仕切りをつけた方が良いなどと話し合ったりして
すっかり余興の事を忘れてしまっておられるかの様でございます。
「やっぱり達って凄い!こんなの見たらもう決めちゃうしかない。」
「えぇ、どうやら皆様方も私達と同じ意見の様でございますし、良いかと…。」
「うん、決まり!
みんなー!注目!!もうわかっちゃってるかもしんないけど発表する。
今回の余興?の優勝は保全管理課!皆もそれで良いよね?」
クダリが立ち上がり、手を叩きながら言えば満場一致でございました。
委託業者だからといって賞金を受け取ろうとしないに無理やり押し付ければ
「俺等は参加するだけのつもりだったんですが…そうですね
どうせならこのいただいた金一封は俺等から皆さんへこの後に控えてる
ニューイヤーのラッシュの後のお疲れさん会用の費用として寄付します。
ボス達、それで良いですよね?」
苦笑いをしながらその様に言うに皆が喜びの声をあげております。
これはもう、承諾しなくてはならない雰囲気でございましょう。
「ボク達はそれでオッケーだけど、ホントに良いの?」
「えぇ、どうせならまた皆でワイワイやりましょう。
美味いモンと、どうせ就業時間後だから酒も許可してくれると嬉しいですね。」
「その様な前例はございませんが、そうですねぇ…職員同士の交流の意味も含め
これは有意義だと思いますので特例ではございますが許可しましょう。」
「それじゃあ、今度はニューイヤーの時にまた皆で集まろうね!」
私達の言葉に全員がそろって了承の意を唱えます。
職員の皆様方の士気も上がり、今後に良い影響を与えた様でございますね。
気心のしれた方達との楽しいクリスマスが終わったのは寂しいですが
年が明けての楽しみができたので良しといたしましょうか。
きっとここにいる全員が次のニューイヤーのラッシュ後を楽しみに
一層仕事に励んでくださる事でしょう。私達も精進しなくてはでございます!
注意:掲載されている作品のお持ち帰りはリクエストされた方のみです。
アカシア様リクエストで保全管理課設定でギアステ職員達とのクリスマスパーティ(?)なお話でした。
イッシュの設定に使ってる某星条旗な国には忘年会の様な行事がないらしいので
各部署が余興をやるという風習も当然存在しないのですが
そこは保全管理課が絡むのでこういう事もあっても良いよね?と思って書かせていただきました。
登場人物が多すぎてゴチャゴチャしちゃいましたが、賑やかな雰囲気が伝わってれば嬉しいです。
アカシア様、リクエストありがとうございました!