2013 Halloween 企画------The Nightmare Before Halloween

2013 Halloween 企画

The Nightmare Before Halloween



明日はハロウィンという事で、ギアステでも色々な企画をいたしました。
職員全員の仮装、仮装してしてチャレンジしていただいたトレーナー様への
BP割増等、準備期間は短めでございましたが何とか実現する事が出来ました。


就寝前にバルコニーに出て、タバコに火をつければ
紫煙がハロウィン一色になったライモンシティへ広がります。
明日は少々早めに出勤して準備をしなくてはいけませんね。
後は友人たちへのお菓子も用意が終わったので
何かイタズラでも出来れば楽しい時が過ごせるでしょう。

ふと思い浮かべた人の驚き慌てる表情に思わず笑みがこぼれます。
あの方なら私のイタズラに想像以上の反応を見せてくれるでしょうね。
今の私には、それだけでも十分満足でございます。

携帯灰皿にタバコを入れ、部屋に戻ると起動させたままのパソコンに
メールが入っておりました。文章を見てみれば


〈ヤホー、Happy Halloween だよーん!
ちゃんのホントの姿を理解してくれてありがとねー!
そんなノボリさんには、私の秘蔵コレクションのイチオシを送りまっす!〉


様からで画像が添えられておりました。
秘蔵コレクションという言葉に嫌な予感をさせつつ画像を開けば
そこには先程思い浮かべた女性の姿がありました。

一糸まとわぬ後ろ姿、月明かりの海の中、濡れた髪をかきあげて
どこか遠くを見つめるその表情に思わず喉が上下します。
濡れた髪から雫が伝い落ちる滑らかな背と、折れそうなほどの細腰
貴女という人はっ…!ですが、画像から目を離す事はできませんでした。
普段から、体型を隠すような物しか着ない彼女のクッキリとした
胸から腰へのライン…今の私には効果抜群でございます。
まるで芸術作品の様なその画像は、私の本能を激しく刺激致します。

恐らく様は、彼女と…と想いを重ねて、共に歩んで欲しいと
私を後押しして下さってるのでしょうね。
ですが、今はまだその時ではない気がするのです。

ため息を一つついてパソコンの電源を切り、寝室に向かいます。
ベッドに潜り込んで目を閉じれば、先程のの姿が現れ
私はそのまま眠りに落ちてしまいました。





────ふと目を開ければ、そこは眠っていた寝室ではなく
夜の海が視界いっぱいに広がっておりました。

どうやらこれは先程見ていた画像の海のようですね。
と、言う事は私は夢を見ているのでしょう。
リアル感が凄くて少々戸惑いましたが、どうする事もできません。

いつの間にか手にしていたタバコに火を点けて空を見上げれば
画像に写っていたそのままの月が夜の海を照らしております。
急にそばで水音がして、そちらを見れば先程の画像の様に
一糸まとわぬ姿のが驚いた表情で私を見つめておりました。
私の知っている彼女より若干歳下に思われる目の前の彼女は
慌てて胸を隠して水の中に入りました。


「えぇえええ!?
ここって、超絶絶海の孤島のはずなんですけどっ!
貴方は誰ですか?なんで、ここにいらっしゃるんですかっ?!」


成程、そう言う理由で、この様な姿で海に入られていたのですね。
ですが、それよりも私はの言葉に苛立ちを隠せませんでした。
目の前の貴女は私を知らない、ただそれだけの事ですのに。


…貴女は相変わらずなのですね。
絶海の孤島とは言え、その様なお姿で海に入るなどお辞めくださいまし。」


「どうして…名前…?」


「私は貴女もも、様も…後はお名前だけでございますが
様も存じ上げております。
は私の大切な友でございますし。…貴女は…」


ここで友人と言ってしまえばいいはずなのですが、ここは夢の中…
ならば私を縛り付ける友という言葉を封印しても許されるでしょうか?


「…貴女は私の一番大切な女性でございます。
もっとも、今のではなくもう少し先の貴女…でございますが…」


私はそのまま海に飛び込み、の目の前に立ちました。
慌てて後ろを向く腕を取り、私の腕の中へ引き寄せれば
柔らかな身体の感触と、指先が伝えてくる肌の滑らかさと温もり。
本当にこれは夢なのでございましょうか?


「もう少しの…まさか…時渡り…?
いやそれよりも、私が大切なって…もしかして…嘘でしょーっ?!」


の言葉に私は微笑み、頷きました。そう思って頂ければ嬉しいですね。
柔らかな頬に触れて口づけを落とし、その身体を抱きしめれば
慌てた様に身じろぎして、腕の中から逃れようともがきますが、
今の私は、それを許すつもりはございません。
そのまま覆い被さる様にその唇を奪い、なにかを言おうとして
開かれた空間に舌をねじ込み全てを愛でれば、細い肩が跳ね上がります。
夢の中でも構いません、せめて今だけは…貴女を愛させてくださいまし。

一度行動に移してしまえば、後はひたすら私の想いを伝えるだけ
既に成人しているの身体はとても素直でございました。


「やっ…待って、待って下さい!

ちょっと私に考える時間を…下さい…ってばぁ…っ!!」


「貴女にその様な時間をあげたら、いつもスルリと逃げるでしょう?
それに本当にお嫌でございましたならば、
私を投げ飛ばすなりなんなり、なら簡単に出来るでしょう?」


水の中ではお互いに身体を冷やしてしまうので、私はそばの岩場に
彼女を抱きかかえて膝の上に乗せ、口づけを繰り返します。
組み敷いてしまえばよろしいのでしょうが、
その柔肌を、ゴツゴツした岩肌で傷つけるなど論外でございます。


耳たぶを甘噛みすれば、の唇から一際甘く高い声が上がります。
そのまま舌を這わせれば一瞬にして彼女の身体から力が抜けました。


「快活に笑っておられる貴女も好きですが、この様に羞恥に染まる
貴女も大好きですよ。…私の愛しい人…。」


「うーっ…未来の私がこんなイケメンゲット…とか…
信じられな…いっ…あ、ちょっ…待って、待って…っ!」


「信じるも信じないも、貴女は私を既に受け入れようとなさってるのですよ?
あぁ、今の貴女は存じませんね。ノボリ…それが私の名でございます。」


私の舌に感じる肌の甘さと柔らかさ、私の耳に伝わる私の指が奏でる水音、
夢とは思えない程、全てが現実めいて私の理性を消し去ってしまった今、
望むのは、貴女の甘く溶け切った声で紡がれる私の名前。


「ノ…ボリ…さん?…っ!やだっ…そればっかり…やあっ!!」


反応の大きな場所を集中して愛でれば、の身体が小刻みに震え出しました。


「敬称など不要にございます。ノボリと…貴女の声で呼んで下さいまし。」


「ノボリ…さ…んっ、ノボリさ…!ノボリ…っ!!」


甘い声が私の名をうわ言の様に叫び続けます。
誰に対しても敬称付けを崩さないに、呼び捨てにされる事で
自分は特別なのだと思いたかったのでございます。


、忘れないでくださいまし。
貴女を一途に想い、愛してる男は私なのだと、このノボリなのだと。」


私の腕の中で溶け切ったの身体を強く抱きしめれば
甘い吐息がその唇から零れました。


「…未来の私に、もう…色々頑張れ、超頑張れ…って言って下さい。
今のまんまじゃ、ホント勝てそうにありません!」


「フフッ、えぇ…お伝えしておきますね。
貴女も、ほかの男に目移りなどしたら許しませんよ?」


ゆっくりと顔を近づければ、それに応えるようにの瞳が閉じられます
私もそれに倣い目を閉じれば視界が暗く覆われていきました。
あぁ、夢を見る時間はもう終わりなのでしょうね。
ですが、例え夢であっても構いません。

えぇ、今はですがね。─────






次に目を開けた時は自分のベッドの上でした。

未だに甘く霞む思考に別れを告げるべく大きく伸びをひとつして、
身体の火照りを鎮めるためにシャワーを浴びれば、現実の始まりです。


制服に身を包み、朝礼を終えて本日のイベントの確認をしてから
執務室にもどれば、デスクにグッタリとうつ伏せになっている
の姿がありました。


、朝から疲れてるみたいだけど、どーしたの?」


「あー、白ボス。なんか色々と夢見が悪かったって言うか…
なんだかリアルすぎてちょっと目が覚めてあちこち確認したと言うか…
うん、今日がハロウィンだからなんだかシャレにならない悪夢って言うか
そんな感じで、私のHPはすでに真っ赤なんで、そっとしといて下さい。」


顔を上げずにクダリに答えて手をヒラヒラとさせる


「ねぇ、それってもしかして…エッチな夢?もとうとう発情期?!」


クダリがいたずらっ子の様に目を輝かせます。
同時にも驚いた後に3人でに詰め寄って
どんな内容だとか、相手は誰だったのか等と騒ぎ立てておりますが
当の本人はデスクから顔を上げず、黙秘権を行使します等と言っております。

これは…もしかすると…いや、まさか…


「…へ伝言を言付かったのですが、今のままでは勝てそうにないので
『もう…色々頑張れ、超頑張れ…』だ、そうでございますよ?」


が驚いて顔をあげて私を見つめました。
お互いの視線が絡み合った瞬間にの顔が一気に赤く染まりました。

もしかするともしかして、でございましたのですね。


「ちょ、ノボリどう言う意味?ってか、なんなのそれって!」


今度は私に3人が問い詰めるべく迫ってまいります。


「そうですね…教えて差し上げてもよろしいのですが、
あえて申し上げれば、私は嘘偽りは一切申し上げておりません。と
それだけはお教えしておきましょうか。
誰かに話してしまうと、正夢にならないと聞いておりますのでね。」


が再びデスクに突っ伏し、マジですかー!と叫んでおりますが
そんな事はこの際、まるっと完全スルーさせて頂きます。

には、悪夢だったのかもしれませんが、
私にとっては、それはそれは極上で最上級の夢でございました。









リクエストした方のみ、お持ち帰り可能ですのでご了承下さいませ。

名前変換がされなくて、修正したら後書きが吹っ飛んでしまいました(滝汗)

掲載可能ギリギリまでのアダルティーで甘くという、由奈様のリクエストを受けて
長編ノボリさんと平社員さんで濃甘使用のお話です(笑)
実際の長編ではこの様な雰囲気には絶対にならないので、
if もしくはパラレルって舞台設定にさせていただきます。
取り敢えず頑張りました。間接的な大人表現して
直接表現はベロチューだけ、後は雰囲気でナニかヤってると悟ってくださいませ。
そして、終着駅には到達しておりません。強制的に途中下車させてます。
えぇ、寸止めリターンズでお預け状態です。
そう簡単に、ヤっちゃえると思ってはいけません。(ニヤリ)
この様な作品で良ければ、どうぞ受け取って下さいませ。

由奈様、企画参加、本当に有難うございました!
また何か企画する事がありましたら、どうぞ参加してくださいませ。(平伏)