2013 Halloween 企画
保全管理課の野望
「ハロウィンイベントも、前年度と比較致しまして10%の集客率アップと言う
大盛況にて無事に終了する事ができました。
つきましてはささやかではありますが、お菓子と飲み物を用意致しましたので
皆さんどうぞお寛ぎくださいまし。お疲れ様でございました!」
「来年のハロウィンもお客様に喜んでもらえるように頑張ろうね。
皆、お疲れ様!んじゃハロウィンイベントの成功を祝って乾杯っ!」
「「「乾杯ーっ!!」」」
ギアステの食堂ではサブウェイマスターを中心に、バトルトレーナー達が
今日のハロウィンイベントの打ち上げを始めたところだ。
各々が仮装をして、ホームを歩いている姿は圧巻だったと言っておく。
だけどな、なんでバトルトレーナーでもないオレ達まで参加させたんだ?
思い返せば1週間前に突然企画の話を聞いて、それから仮装の話も聞いて
色々と試行錯誤して、準備をして、本日に至る。
今日の功労者はなんて言ってもだ。
コイツは俺達の衣装を全部作ったんだからな。
お蔭でまた徹夜ぶっこいたんだろうな、その位衣装の出来は凄かった。
「それにしても、ホームで見たときもすげぇなって思ったが
全員が揃うとさらにすげぇよな。イッシュの奴らってノリが良すぎねぇ?」
がサイコソーダを飲みながらテーブルに用意されていたクッキーを
口に放り込む。こいつは甘い物が好きだからいいが、俺は酒が飲みたいぞ!
「ホント、皆衣装も凝ってるよねぇ。つーか、いい加減に私着替えたい。」
「俺等の衣装は他の奴らが狼男だドラキュラだと既製の物を使ってるのとは
違うからな、そして何気に目立つからなぁ…俺も着替えたいぞ。」
テーブルからボンボンをとって口に入れる。
お、中身はウィスキーだ。ラッキー!これは全部オレがもらうぞー。
そうなんだ、俺等の衣装はテレビアニメのコスプレなんだよな。
カントー系の顔立ちを活かして、和風な仮装しようかって話し合ってたら
たまたまテレビに映ってた画像をみて、全員が即決した。
祭りは楽しまなきゃ損だからな!
「こんな所におったんか、もももお疲れさん!
お前らのその衣装ってアレやろ?テレビの人気アニメの奴。」
「皆、オ疲レー! 顔立チガカントー系ダカラ 凄ク似合ッテルヨネー。
デモ、コレッテ手作リデショ?ガ作ッタノ?」
傍に狼男のクラウドと、ドラキュラのキャメロンがやってきた。
クラウドは尻尾まで付いてるし、キャメロンは雰囲気が凄く合ってるな。
「さんも皆さんもお疲れ様でした!3人とも凄く似合ってますよね!
お客様の中にはコッソリ写メってた人も結構いましたよ?」
「子供達と一緒に写真も撮ってたね。実写化したらこんな感じって位
ハマり役だと思うのは間違いじゃないよな?」
ゾンビのカズマサとミイラ男のトトメスまで傍にきて笑ってる。
そう、俺達の仮装はイッシュで一番人気のあるアニメ
ポケモン+ノブナガの野望 って番組の登場人物なんだ。
主人公は17ある国のひとつのブショーリーダーで、ランセの滅亡を目論む
ノブナガを筆頭とする、数々のブショー達とイクサというバトルをする。
そんな感じのストーリーらしい。
ちなみに、俺がハンゾウ、がカンベエ、がノウヒメだ。
「わしもあのアニメは好きでよう見とるが、なんでノブナガとかシンゲン
ケンシンみたいなメジャー所にしぃひんかったん?」
「甘いなクラウド、俺達は全員共通項目があるんだよ。
一つはハロウィンだから全員ゴーストタイプだ。そしてもう一つは──」
俺達はそれぞれにモンスターボールを出した。
現れたのは色違いのムウマージ、ゲンガー、シャンデラで
周囲の連中がそれに気がついて傍に寄ってくる。
「ソッカ、コレッテ ベストリンクポケモン ダヨネ?
ダカラ3人トモ衣装ガ ブショー進化シタ後ノダッタンダ!」
「そうだよ、手持ちのポケモンでやろうって事になったんだけどね。
のムウマージは色違いだったから、それに合わせようってね。」
ベストリンクポケモンってーのはブショーがパートナーにすることの出来る
ポケモンの中でも100%心を通わせることが出来る特別なポケモンの事だ。
「大体、ノブナガのベストリンクポケモンなんざレックウザだぞ。
それも色違いの黒のレックウザとか無理だろ!ケンシンはミュウツーだし
シンゲンはグラードンだぜ?デカすぎて…じゃねぇ、無理だろう。」
「色違いのポケモンがいると思ったら達でしたか。
珍しいのもありますが、とても良く育てられておりますね。」
「3人共、それってブショーリーダーの衣装だよね?
ポケモン達とも凄く仲良しだからピッタリ。良く似合ってる!」
中世風の白と黒の衣装をつけたボス達がきて、ポケモン達を撫でている。
これは伝説に出てくる双子の王子の仮装なんだろうな。
「そうですよね、でも3人とも色違いなんて、それも凄いと思います!
3人の雰囲気によく合ってるし、特にさんが普段と違ってて驚きました!」
「うん、ってスタイル良いよね。ボク知ってたけどそれでも驚いた!」
「つーか、。その胸はアレか?詰め物つっこんでるんか?
作業服着とったらわからんかったけど、本物やないやろ?」
「クラウド!その様なはしたない事をおっしゃるのは、おやめくださいまし!
確かに普段のとは雰囲気が違いますが、とてもお似合いですよ?」
「クラウドさん、後でムウマージの道連れかましていいですか?
ぶっちゃけますよ!詰めてますよー。当社比較5割増しって感じですか?
ホントはオイチ辺りにしたかったんですけどねー。
うちの子に泣かれて仕方なくノウヒメになりました…もう着替えたい…」
確かに、普段のからは想像できない位の露出だからな。
胸も強調されてるし、生足チラチラだし。
何気に他の独身男性職員の熱い視線をあびてるんだよ。
本人は全く気がついてないけどな!
「ねぇ、あんな事言ってるけどさ、詰め物なんてしてないでしょ?」
「えぇ、あいつは結構スタイル良いでしょう?
本人はそれが凄く嫌らしいから、普段は体型を隠す服しか着ませんからね。」
クダリが俺にコッソリと聞いてきたからそのまんまの事実を教えれば
ノボリも一緒になって納得したかの様に頷いてる。
その視線がの胸から離れない所を見ると
お前らおっぱいスキーなのか?まぁ、俺も人の事言えないけどな!
「野望ツナガリッテ事デサ、3人ニハ何カヤッパリ野望ッテアルノ?」
「あ、それはボクも聞きたいです!アレですか?
夢はでっかく天下統一という名のギアステ乗っ取りとか?」
「カズマサ、恐ろしい事を言わない!
本気になったら実現しそうだからやめて?ボク達職を無くしちゃう!」
「で、ございます!とが悪人面よろしく最終車両で待ち構えてる姿が
簡単に想像できて、背筋が薄ら寒くなってまいりました。」
それも面白そうだなと思ったのはこいつらの為に黙っておくか。
野望…野望ねぇ…改めて考えるとすぐには思い浮かばないモンだな。
「私はあるよー、平穏無事!これに尽きる!!
の人使いの荒さと、のマイペース過ぎるのが無くなって
黒ボスのお説教が無くなればすぐに実現できるんだけどなぁ。」
「…が私を怒らせるような言動をしなければ良いだけでしょう。
お望みでしたら今ここで、正座のオプション付きでして差し上げますよ?」
、人はそれを墓穴を掘るっつーんだぞ。
こうなるとノボリは暴走し出すから、仕方が無いからヘルプしてやるか。
「俺は特にないけど、そうだなぁ…商売繁盛?
毎日の仕事が充実して、終わった後にうまい酒が飲めれば最高ですね。」
「ちっさい野望やな。つーか、お前これ以上忙しくしてどーすんねん!
そう言えば、ワシの所に大吟醸が送られてきたから今度来いや。
たらふくっちゅうわけにはいかんけど、堪能させたるで?」
うおー、言ってみるもんだな!
大吟醸なんざそうそうお目にかかれるモンじゃないから絶対行くぞ!
「、キミの野望は?」
トトメスに聞かれたはしばらく考えた後でニヤリと笑った。
不味い、こー言う顔をしたはロクでもない事を考えた時だ。
「2人みたいにそんな小さな物は野望なんて言わないでしょう?
どうせなら大きな事を言わなければつまらないからね。
フフッ…世界征服…こんな感じで良いんじゃないかな?」
紙コップに入ったサイコソーダをゆっくり飲み干しながら言うに
全員が冷凍ビームを喰らったみたいに凍りついた。
「ウワ、オレ玉座ニ座ッテルガ見エタヨ!怖イ、怖スギダヨー!」
「ボク、絶対にさんだけは敵にしちゃいけないってわかりました!」
「お前がそう言うとマジで洒落にならんわ、アホ!」
「確かにな。でもなかなか似合うんじゃないかと、ぼくは思うな。」
「トトメスやめて!の統治する世界なんてロクなもんじゃない!!
ボク達が束になったって絶対に適わない位のすっごい恐怖政治になる!」
「、恐ろしい子。で、ございます!
ですが、悪が栄えた試しはございません。私全力で立ち向かいます!!」
「ノボリさん、骨は拾ってあげますから超頑張ってくださいねー
も冗談に聞こえないよ!その悪タイプも逃げ出しそうな笑いは
うちのムウマージがすっかり怯えてるからやめようよ!」
全員の非難なんざ知った事じゃないって感じで笑うお前が怖いぞ!
ハロウィンならではの冗談って事でいいよな?いいんだよな?!
その後もそれぞれが野望について、話は盛り上がっていった。
そして、打ち上げという名のパーティは続く、続くったら続くんだ!
リクエストした方のみ、お持ち帰り可能ですのでご了承下さいませ。
長編を舞台にして仮装でワイワイという、花梨様のリクエストを受けて
長編夢主とサブマス、モブ駅員さん達で書いてみました。
夢主達の仮装している元のポケモン+ノブナガの野望は実在します。
ブショー進化(画像)で是否ググって下さい!
超絶格好良い衣装のブショーとその横で満面の笑顔のポケモンがツボです!
リクエストを受けて、絶対これでやりたい!と思って書かせていただきました。
そして、打ち上げ風景にしたかったので順序が最後になってしまってすみませんでした。
この様な作品でよければ、どうぞ受け取って下さいませ。
花梨様、企画参加、本当に有難うございました!
また何か企画する事がありましたら、どうぞ参加してくださいませ。