Turn a misfortune into ablessing. ─災い転じて福となす─ -11月23日は良い兄さんの日(サブウェイボス編)-

Turn a misfortune into ablessing. ─災い転じて福となす─

11月23日は良い兄さんの日(サブウェイボス編)



人気の無いギアステの奥の執務室にはワタクシのキーボードを打つ音が

耳障りな程に響いてオリマス。


バトルトレイン、一般トレインの一斉点検ナノデ、本来ナラバ休日。

ワタクシは普段は休日出勤等スル必要が無いのデス。

愚弟が処理しきれなかった書類を前に溜息をついても許されるデショウ。

更に本人は風邪を引いて熱を出す等、呆れて話もしたくアリマセン。


デスガ、我々はサブウェイボス。ギアステのトップ。

仕事に支障が出るのは許されませんノデ、仕方がアリマセン。

再び溜息をついたワタクシの耳に、ドアをノックする音が聞こえました。


本来でアレバ無人の構内。不思議に思い警戒しながらドアを開けレバ

そこには、居るはずの無い人物の姿がアリマシタ。



「こんにちは!エメットさんが風邪を引いて、

代わりに、書類整理を一人でしてるインゴさんのヘルプに来ましたよー。」



頭にネイティを乗せて柔かに笑うLady



「…、ワタクシは夢を見ているのでショウカ?

いつイッシュからコチラに?仕事はどうしたのですか?」



「あっちも休日なんですー。がエメットさんに連絡とったら

風邪でダウンしてるって。なのに病院は絶対行かないとか言ってて。

軽くブチ切れたが、手持ちのゴチルゼルちゃんに頼んで

テレポートしてこっちに来る時に、私も道連れくらいました。」



あの愚弟は、遠方の友人にマデ迷惑かける等許しまセン。

回復したらワタクシの分の書類も押し付けてヤリマショウ。



「んで、はエメットさんの看病中。巻き添え食った私は暇人なんで

インゴさんの書類整理のお手伝いをしようかと…お邪魔でした?」



何も言わないワタクシに、勘違いシタが申し訳なさそうにスル必要は

ゴザイマセンのに…私は首を振ってカラ、を中に招き入れマシタ。



「へぇ、何気に綺麗にしてるのには驚きました。

でも、ここは喫煙OKなんですね。同じ喫煙者としては助かりますね!」



「本来は禁煙ですが、ココではワタクシがルールでゴザイマス。」



「うわーい、オレ様発言キターってやつですね!

でも、ネイティには良くないんでボールに戻します。

そうそう、向こうのボス達と、後はエメットさんから手紙を預かってます。

インゴさん一人に見せるようにって言われてますんで、どーぞ。」



そう言わレテ受け取った2通の手紙。

1通は従兄弟達からのモノで、要件が終わり次第早急に2人を帰しなサイ…

ワタクシに命令するトハ、良い度胸でゴザイマスネ。

次に愚弟からの手紙を見れば、大変興味深い内容が書かれておりマシタ。



〈クダリに聞いたんだけど、今日は11月23日で良い兄さんの日なんだって。

ボクの代わりに書類整理をしてくれる良い兄さんにプレゼントだよ!

の手作りの差し入れも一緒にインゴに任せる。

は今晩こっちに泊まってもらうから、そっちはヨロシクネ。〉



…コレはどの様に受け止めれば宜しいのでショウカ?

考え込みナガラもう一度その手紙を見レバ、続きがアリマシタ。



〈PS:インゴが本気なら何も言わないし、応援もする。

そうじゃないなら、ボクの大切な友人に手を出す事は許さないからね。〉



Hmm…やはりソウ言う意味も含まれてマシタカ…

そうであるならば、ワタクシの出す答えナド決まってオリマス。



「OK、色々と理解シマシタ。では早速ですがデーター入力を頼みマス。」



「了解しましたよー!まずはこの入力で良いですか?」



山の様に積まレタ書類を手にシテ、エメットのデスクに座レバ

はすぐに作業を開始シマシタ。

事務職が専門では無いノニ、素晴らしい速さで次々に入力シマス。

ワタクシも負けてはいられまセン。


暫くの間、執務室ニハキーボードを打つ音が響いてオリマスガ

全く耳障りには聞こえまセン。



「インゴボスー、このデーターはこの書類の欄で良いですか?

後は、こっちは平均値を出してって事なんですけど…」



「平均値の参考データーはココの書類デス。

そのデーターはそれで構いまセン。シカシ、仕事が早いデスネ。」



がワタクシをボスと呼ぶのも新鮮デスネ。

彼女がユノーヴァでワタクシ達と共に働いタラ、コノ様な感じでショウカ?



「遅い仕事は誰でもできるってやつですよ。

それに、こっちのギアステは全てにおいて、効率的ですからね。

各書類の書式にしてもそうです。だから仕事もやりやすいですよ。

これは全部インゴボスが考えたんですか?」



「仕事全体の流れのManualはワタクシが作りマシタ。

書式は愚弟が統一シマシタ。アレの得意分野でゴザイマス。」



「愚弟じゃないですよ、コレは凄く見やすいしわかりやすいです。

自分を基準にして仕事を比べたら駄目ですよー。

インゴボスはと同じタイプですね。天才過ぎて辛いです!

できる上司を持つと、平々凡々な部下は凄く苦労するんですからね、

そこの所を考えてくれないと、こっちも大変なんですから。」



が平々凡々トハ有り得まセン。

事実、書類の処理能力は事務職の部下達と比べても劣らないデショウ。

このLadyは前カラ思ってオリマシタガ、自分を卑下しすぎでゴザイマス。



「うし!データー入力完了しましたよー。

使った書類は全部スキャンして日付入力してファイルに入れてます。

なので、こっちはシュレッダーにかけますね。

インゴボスの方は?あるならついでにかけちゃいますよ?」



「Thanks、ではこちらの書類を全部任せテモ?」



「了解でっす!後、灰皿新しくしますんでこっちを使って下さい。

出来上がった書類は、関連部署と項目別に付箋をつけてるんで

それで大丈夫か確認して下さいね。」



ワタクシのデスクから書類と灰皿を取り、完成した書類を置きマス。

目を通セバ、非常にわかりやすく分類されておりマシタ。

ワタクシに断りを入れてカラ、煙草に火を点け作業を続けマス。

シカシ仕事以外デモ、灰皿にマデ気を配る貴女は素晴しいデスネ。


優秀な臨時の部下のお蔭で予定ヨリ大幅に時間を短縮シテ仕事は終了。

エメットの様子を聞く為、へ連絡を入れレバかなり落ち着いたが

大事をトッテ泊まる事と、感染っては困るノデ来るなと言われマシタ。


早めの夕食を何処かで取ろうとに提案スレバ

無駄遣いは良くないと言ワレ、ワタクシの家で作ると提案されマシタ。

近くのスーパーで適当に材料を一緒に買い、家に向かいマス。



「少々散らかってオリマスガ、どうぞお入り下サイ。」



「お邪魔しまーす!インゴさん…ホントにここに住んでるんですか?

なんだか全然生活感がないんですけど…。」



調理道具等は未使用デモ揃っていたのが救いデスネ。

がキッチンで食事の準備をしている間にワタクシは

先にシャワーを浴びさせてもらいマス。

着替えてリビングに戻れば既に食事の用意が終わっておりマシタ。

向かい合わせに食事を摂りナガラ色々と会話も弾みマス。



「調理道具とか新品っぽかったんですけど、使った事ありますか?

って、外食だけとか栄養が偏りますよ!」



食後のデザートと言われて出された物は手作りの物デシタ。

コレがエメットの言っていた差し入れデスネ。

ビアゼリーとパンナコッタの二層になったソレは初めて食べマシタガ

スウィーツの類を殆ど食べないワタクシでも美味しく頂けマシタ。



「作る時間があるナラ、他の事に使いたいのデス。

紅茶は煎れるノデそれに関する物は使ってオリマス」



「確かにボス達もですけど、インゴさん達も忙しそうですもんねー。

でも、体調管理に食事はかなりのウエイトを占めますからね。

疎かにするとか駄目ですよー。」



食事が終わり、後片付けをワタクシも手伝いナガラ、更に会話が弾みマス。

コノ様に他人が傍に居テモ全く苦にならないナド、想像もしませんデシタ。


シカシ、問題がヤハリ起こりマシタ。



「いやいや、家主を差し置いてそれは出来ませんってば。」



「ワタクシも客人にその様な事、デキマセン。」



他人を家に入れた事など無い自宅には寝具はワタクシのBedダケ。

お互いにソファーで寝る事を主張してオリマス。

Blanketをかけてソファーに横にナルの向かい側でワタクシも

同じ様にソファーに横にナリ繰り返されるコノ問答。いい加減面倒デスネ。



「ワタクシもも主張を変えないノデ時間の無駄でゴザイマス。

もう、このまま二人でここで寝まショウ。それもマタ面白いデショウ?」



「それもどうかと思いますけどっ!インゴさんも頑固ですね。

でも、確かに面白いですよね。仕方ない、その提案に乗ります。」



それから暫くの間、ポケモンの育成や普段の生活の事等を話セバ

の返事が無くなりマシタ。やっと眠ったようでゴザイマス。

静かに起き上がり、煙草に火を点けテモ起きる気配はアリマセン。

ゆっくりと時間をかけて吸い終わってカラ、ワタクシは傍に寄りマス。


快活な瞳が閉じられたは普段ヨリ幼く、儚げに見えマシタ。

顔を覆う髪を払っても起きる気配はアリマセン。頃合デショウ。

細心の注意を払って抱え上げれば、ソノ軽さに驚きマシタ。

そのまま寝室に向かい、Bedに寝かせマス。



「ワタクシを信用して頂けるノハ嬉しいデスガ、危機感が無さすぎデス。

今回は友人として振る舞いマスガ、次はわかりマセンヨ?」



覚悟シナサイと言う意味も込メテ、滑らかな頬にKissをシテ

部屋を後にシマシタ。


自分の寝ていたソファーでは無く、今まで彼女が寝ていた場所に横にナリ

使われていたBlanketを掛けレバ、シャンプーの香りデショウカ?

同じ物を使っテモ、コノ様に違う物なのデスネ。


元はと言エバ、愚弟の招いた不始末が原因デシタガ

今回は大目に見て、書類を押し付けるのは止めマショウ…。

甘い香りに包まれ、そんな事を考えナガラ、ワタクシは目を閉じマシタ。









隠しイベントとして、日記でのみリクエストの募集をした
この企画に参加頂いた智子様のリクエストで、
長編設定で、自分のフォローをしてくれたインゴさんにエメットさんが
平社員さんをプレゼントするお話を甘めでほのぼのっぽく。でした!
日記の中でお返事として書きましたが、ムードクラッシャーの平社員さんで
どうやって甘めを目指すか悩んだ挙句、よくあるパターン、王道の
眠ってる間に色々やっちまえ!を使わせてもらいました。(笑)
この二人で甘めはこれが限界でございます!(スライディング土下座)
こんな作品で宜しければ、どうぞ受け取ってくださいませ!
智子様、イベント参加有難うございました!(平伏)